オートメーション・エニウェア・ジャパンは5月28日から、RPAソフトウェアのライセンスと導入・自動化立ち上げに必要な技術サポートを、3ヵ月間無償で提供する。教育機関における遠隔授業の導入にともない発生する、ICT管理などの業務をRPAで効率的に自動化できる。RPAの「デジタル教室アシスタント」が新しい業務を担当し、教職員の管理業務負担を軽減できるように支援する。
無償提供するのは、RPAソフトウェア「Automation Anywhere Enterprise」、AIソリューション「IQ Bot」、導入・自動化立ち上げに必要な技術サポート。対象は教育機関。プログラム提供期間はライセンス発行日から3ヵ月間。申し込みおよび問い合わせはcontact_japan@automationanywhere.com。申し込み期限は8月31日まで。
現在、文部科学省は、児童・生徒全員がPC端末を利用できるように「GIGAスクール構想」を推進。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止策の一環として、テレビ会議システムを使った遠隔授業も導入され始めている。
それにともない、教職員には、児童生徒全員ぶんのライセンス・アカウントの作成や管理、端末の管理、アプリケーションを介した全員との事務連絡、課題のやり取りなどを管理をする業務が発生。同じパターンの作業を多数、繰り返し実施する必要がある。
RPAを利用すると、このような同じパターンを繰り返す作業や、複数のアプリケーションを介した一連の流れを自動化できる。作業効率を向上し、教職員が本来の業務に集中できるように支援するとしている。