マスクや眼鏡を着用したままでも約0.5秒で検温可能
ソフトバンク、AI検温ソリューション「SenseThunder」のコンパクトモデルをイオンモールに納入
2020年05月21日 08時00分更新
ソフトバンクと日本コンピュータビジョン(以下、JCV)は5月20日、AI検温ソリューション「SenseThunder(センス・サンダー)」のコンパクトモデル「SenseThunder-Mini(センス・サンダー・ミニ)」をイオンモールへ納入したと発表。
SenseThunderは、JCVが開発を、ソフトバンクが販売と導入支援を実施しているソリューション。AI顔認識技術と赤外線カメラにより、マスクを着用したままでも対象者の体温を約0.5秒で測定できるため、感染症の拡大予防につなげられるとしている。
イオンモールでは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の取り組みのひとつとして、主に従業員の体調管理(検温)を目的に、従業員出入り口にSenseThunderを設置している。また、イオンモールの一部施設では、利用客が体験できるよう店内にも設置しているとのこと。
ソフトバンクとJCVは今回、SenseThunderのラインアップのうち、コンパクトモデルであるSenseThunder-Miniをイオンモールに納入した。体温測定の所要時間は約0.5秒で、検温精度は±0.4度。およそ0.5~1.2mの距離からでも検温と顔の検知が可能なほか、マスク未着用および体温異常を検知した場合、リアルタイムアラートを送信できる。
マスクや眼鏡を着用したままでもスピーディーな測定ができるため、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、国内の官公庁や病院、企業での利用が広がっているという。