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iPhone SE(第2世代)レビュー

新iPhone SEはココに注目!8や11と比べてわかった「買い」な理由

2020年04月27日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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左のiPhone XはeSIM機能を搭載していない。eSIMが使える新しいiPhone SEも揃えておけば海外出張の時に便利だ

第2世代のiPhone SEはこんな人におすすめ

 以上の解説を踏まえて、筆者は新しい第2世代のiPhone SEをこのような方々におすすめしたいと思う。

 まず2017年発売のiPhone 8よりも前から発売されているiPhoneのユーザーは、使い勝手が向上することや、さまざまな新機能が加わることを考えれば、新しいiPhone SEは間違いなく「買い」だと言い切れる。現在最高性能のA13 Bionicチップを搭載するiPhone SEは、今後少なくとも数年はスペック不足を感じることなく使い倒せるだろう。内蔵ストレージが最大容量の256GBのモデルがほかのiPhoneに比べて安価なので、容量が大きめな方を選択しても良いと思う。

 買い換える端末をiPhone SEではなく、iPhone 11シリーズにすべきかどうかは悩ましいところだ。購入予算に余裕があればカメラの高い表現力や内蔵バッテリーのスタミナ性能で上回るiPhone 11シリーズの方を選ぶべきかもしれない。あるいはコンパクトなサイズ感にこだわるのであれば、やはりiPhone SEの方がポータビリティに優れている。

 3〜6万円台のいわゆるミドルレンジクラスのスマホの中では、iPhone SEのパフォーマンスと価格のバランスは圧倒的にベスト・イン・クラスだと言える。既にiPhone 11シリーズやiPhone XS世代の端末をメインで使っている方も、Touch IDを搭載するiPhone SEをマスクを着けて外出する際のサブ機としてもいいし、コンパクトで軽量なゲーミング用スマホとして「2台持ち」するのもアリだと思う。eSIM機能を搭載していないiPhone Xのユーザーは、海外に出かける時のための専用スマホとしてiPhone SEを買い足してみると便利さを実感するはずだ。

 

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