このページの本文へ

ASCII Power Review ― 第72回

HUAWEI P40 Pro 実機レビュー = 水面ディスプレーと強カメラ搭載の5Gスマホだ-倶楽部情報局

2020年04月20日 18時00分更新

文● ASCII倶楽部編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。

 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「HUAWEI P40 Pro 実機レビュー = 水面ディスプレーと強カメラ搭載の5Gスマホだ」を紹介します。


 ファーウェイは3月26日、最新Androidスマートフォン「HUAWEI P40 Pro」を発表した。「Playストア」などを含む「Google Mobile Services(GMS)」は搭載されておらず、その代わりに「HUAWEI Mobile Services(HMS)」が実装されている。アプリストアとしてはファーウェイが運営する「AppGallery」が利用可能だ。

 現時点ではまだ日本での発売はアナウンスされていないが、実機を借用できたので、レビューをお届けしよう。

「HUAWEI P40 Pro」999ユーロ(約11万8000円)

OSはAndroid 10をベースにした
おなじみ「EMUI」の10.1を搭載で安心

 HUAWEI P40 ProはOSにAndroid 10をベースにした「EMUI10.1」、プロセッサーに「HUAWEI Kirin 990 5G」(8コア、2.86GHz×2+2.36GHz×2、1.95GHz×4)を採用。メモリー(RAM)は8GB、ストレージ(ROM)は256GBを搭載しており、ファーウェイ独自のメモリーカード「NM SD Card」を使用することで、最大256GBまでストレージを増量可能だ。

GMSは搭載されていないが、OSにはAndroid 10をベースにしたEMUI 10.1を採用。GMSに依存していないAndroidアプリはそのまま動作する

 ディスプレーは6.58インチの有機EL(2640×1200ドット、最大リフレッシュレート90Hz)を搭載。このディスプレーは4辺が湾曲していることから「クアッドカーブオーバーフローディスプレイ」と名付けられている。もちろん画面内指紋認証センサーを内蔵している。

4辺が湾曲したクアッドカーブオーバーフローディスプレイはまるで水の表面張力のようだ

 背面カメラは広角(50MP、23mm、f/1.9、OIS)、超広角(40MP、18mm、f/1.8)、光学5倍望遠(12MP、125mm、f/3.4、OIS)、3D被写界深度カメラ、前面カメラは自撮り(32MP、f/2.2)、深度カメラという構成(「OIS」は光学式手ぶれ補正)。

 最大望遠倍率は50倍とうたっている。静止画は最大8192×6144ドット、動画は最大4K(3840×2160ドット/60fps)で撮影可能だ。

左上から光学5倍望遠、広角、超広角、3D被写界深度カメラ、色温度センサー

左が深度カメラ、右が自撮りカメラ

 本体サイズは72.6×158.2×8.95mm、重量は158.2g。防水防塵性能はIP68。4200mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、最大40Wの充電器「HUAWEI SuperCharge」が付属する。

カラーはグローバルとしてはSilver Frost、Blush Gold、Deep Sea Blue、Ice White、Blackの5色で、今回試用しているのはBlackだ。

本体前面。6.58インチ有機ELディスプレーの解像度は2640×1200ドット

本体背面。今回借用したのはBlackモデル。鏡面仕上げが実に美しい

本体上面には赤外線発光部、マイク、本体下面にはスピーカー、USB Type-C端子、マイク、nanoSIMカード/NM SD Cardトレイが配置されている

本体右側面にはボリュームボタンと電源ボタンを配置。左側面にはとくになにもない

サンプルには、本体、TPU製クリアソフトケース、充電器「HUAWEI SuperCharge」、USBケーブル、イヤフォン、SIM取り出しピンが付属していた。もちろん製品版には説明書類が同梱されるはずだ

 なおHUAWEI P40 Proには、上位モデル「HUAWEI P40 Pro+」と下位モデル「HUAWEI P40」が存在する。

 最も大きな違いは、HUAWEI P40 Pro+がペンタカメラ、HUAWEI P40 Proがクアッドカメラ、HUAWEI P40がトリプルカメラという点だが、どれもメインの広角カメラには1/1.28インチのRYYB方式50MPイメージセンサーが採用されており、名門カメラブランドの「ライカカメラ」が謳われている。ただし、HUAWEI P40のみ広角カメラにOISが搭載されていない点には注意してほしい。

HUAWEI P40 Pro+
・サイズが72.6×158.2×9.0mm、重量が226gと厚く、重い
・ストレージが倍の512GB
・光学10倍望遠、光学3倍望遠、広角、超広角、3D被写界深度カメラのペンタカメラ

HUAWEI P40
・サイズが71.06×148.9×8.5mm、重量が175gと小型で、軽い
・ディスプレーが6.1インチと小さく、リフレッシュレートが低い。解像度も2340×1080ドットと低い
・防水防塵性能がIP53と低い
・ストレージが1/2の128GB
・光学3倍望遠、広角、超広角のトリプルカメラ。3D被写界深度カメラは非搭載
・前面に深度カメラではなく赤外線カメラを搭載
・バッテリーが3800mAhと小さい
・HUAWEI SuperChargeが最大22.5Wと低い

広角カメラはさすが最高レベル
10倍ズームも常用できる高画質だっ!!


 続きは「HUAWEI P40 Pro 実機レビュー = 水面ディスプレーと強カメラ搭載の5Gスマホだ」でお楽しみください。

 なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定です。

 ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が更新されております! さらに、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。

会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)

■利用料金
月額 税込1080円
※毎月1日~末日までの利用料金として

■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。 ※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。

■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。

■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explorer 11※Edgeは除く , Google Chrome最新版 , Firefox最新版
(Mac)Safari最新版

【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome

URL ASCII倶楽部

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー No.1519(2024年11月26日発行)

バックナンバー

  • 週刊アスキー No.1518(2024年11月19日発行)

  • 週刊アスキー No.1517(2024年11月12日発行)

  • 週刊アスキー No.1516(2024年11月5日発行)

  • 週刊アスキー No.1515(2024年10月29日発行)

  • 週刊アスキー No.1514(2024年10月22日発行)

注目ニュース

ASCII倶楽部の最新記事