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「LIFEBOOK AH」の魅力は性能の高さだけじゃない!

高性能&使いやすさを兼ね備えた実用性バツグンのハイスペック15.6型ノートPC「LIFEBOOK WA-X/D3」

2020年04月01日 09時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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LIFEBOOK WA-X/D3

 ノートパソコンに限らないが、パソコンの良し悪しを価格とスペックだけで判断してしまいがちだ。しかし、実際にパソコンを利用するシーンを思い浮かべてみると、どんなソフトを使う場合でも、必ずキーボードやタッチパッドを使うということに気が付くだろう。マシンの性能はもちろん大事な要素だが、それ以上にキーボードやタッチパッドのほうが、使い勝手に直接影響するわけだ。

 前回は、富士通クライアントコンピューティングが販売する15.6型ノートパソコン「LIFEBOOK WA-X/D3」の主にスペックや性能面中心に紹介したが、今回は使い勝手や機能面を中心にチェックしていこう。

テンキーまで装備しながらクセのない素直な配置と
大きなタッチパッドが操作しやすさの証

 富士通クライアントコンピューティングは以前からキーボードに並々ならぬこだわりがあるが、LIFEBOOK WA-X/D3はその中でも、とくに打ちやすさにこだわったモデルとなる。一見してわかるのが、テンキーまで装備しながら小さく詰め込まれたキーがないということだ。

ありがちなのがEnter周辺のキーが妙に小さくなっていることや、特殊な配置となっていることだが、見ての通り非常に素直。カーソルキーが独立しているのも◎

 さらにカーソルキーがShiftキーなどの間に入り込まず、加えて上下キーだけ縦に小さくなっているといったこともない独立配置。LIFEBOOK WA-X/D3はノートパソコンながらもデスクトップのキーボードに近く、誤押しすることなく軽快なタッチができるよう工夫されている。

 また、タッチパッドが大きく配置されているだけでなく、ボタンがタッチセンサーではなく物理ボタンとなっているのもうれしいところ。とくに、ドラッグ操作をしたはずがピンチ操作になっていた……といった経験がある人なら、この物理ボタンのありがたみがわかるだろう。

 イマドキのノートパソコンはストローク(キーの深さ)の浅いペタペタした感触のものが増えているが、あえてこれとは逆行し、しっかりとキーを押した感触のある約2.5mmの深さを実現。各人の好みはあるとはいえ、長時間打鍵する人であればあるほど、このしっかりとした打鍵感が心地よく感じるはずだ。

ノートパソコンの中でも屈指のストロークとなる約2.5㎜。最上位モデルでは、キーボードバックライトも装備し、暗がりでもしっかりと打鍵できるよう工夫されている

 もちろんデザイン面でいえば薄いほうが見た目はカッコよくなるが、そのために実用性が損なわれるのであれば本末転倒だ。高性能パソコンならばガッツリ使うというのが当然なだけに、流されることなくコダワリを貫き通している姿勢に感心してしまう。

機能を素早く呼び出せるワンタッチボタン

 ちょっと便利なのが、電源ボタンの横にあるワンタッチボタン。「INTERNET」「MENU」「SUPPORT」の3つがあり、それぞれブラウザー、@メニュー、富士通アドバイザーなどを素早く呼び出せる。

電源ボタンの横にあるのが、ワンタッチボタン。とくにブラウザーはよく使うだけに、ワンボタンで呼び出せるのが便利だ

 @メニューは富士通定番のツールで、カテゴリーやジャンルからやりたいことを選択すると、どのソフトを使えばいいのかがわかるというのが便利だ。

 一番よく使うのが、INTERNETボタンだろう。単純にブラウザーを呼び出せるというだけだが、動画視聴やショッピング、メール、SNSまで、ほぼブラウザーから利用するだけに、その利用頻度は高い。使いたいと思ったときに1回ボタンを押すだけでいいというのは、タッチパッドでポインターを操作してアイコンをダブルクリック……というよりもよっぽど簡単だ。

 ちなみにボタンのカスタマイズは可能だが、機能の変更には非対応。ボタンの有効・無効切り替え、効果音の再生などを変更できるのみとなっていた。

ワンタッチボタンの設定例。間違えて増えてしまったときに機能が呼び出されるのが嫌だという場合は、ワンタッチボタンを無効化しておくといいだろう

人感センサー装備で画面前からいないときは自動で画面を暗く

 画面が美しいのが有機ELの特徴だが、長時間同じ画面を表示し続けている残像が残る(焼き付いてしまう)危険がある。これを防ぐには、こまめに画面を切る、輝度を下げる、定期的に別の画像を表示するといった方法があるが、手動でやるにはなかなかに面倒なものだ。

 このうち、画面を暗くするというのを自動でやってくれるのが、LIFEBOOK WA-X/D3に搭載された人感センサーの機能だ。マシンの前に人がいるかどうかを識別し、いないとわかったら画面を暗く、いるとわかったらスグに明るくしてくれるため、利用者が意識することなく有機ELを守ってくれるわけだ。もちろん省電力面でも有利となるだけに、使わない手はない。

人感センサーを搭載し、人がいない時には自動で画面を暗くしてくれる。有機ELの焼き付き防止に大いに役立ってくれる

キーに触れることなくサインインできる
Windows Helloの顔認証に対応

 会社や不特定多数の人が出入りする場所では、離席時に画面をロックして、勝手に利用されないようにするのが通常だ。しかし、戻ってきた時の解除にパスワードやPINの入力が必要となると、やはり面倒。最初こそ徹底していても、「短時間だから」と徐々にやらなくなってしまいがちだ。

 万一、悪意のある人がいればウイルスやマルウェアを仕込まれる危険があるし、そこまで酷くなくとも、ちょっとしたイタズラなどをされてしまう可能性がある。また、ロック解除時のパスワードやPINが盗み見られてしまえば、ロックそのものに意味がなくなってしまう。

 こういった色々な問題を解決してくれるのが、Windows Hello の生体認証機能。LIFEBOOK WA-X/D3は顔認証に対応したカメラを搭載しているので、ロックの解除はカメラに顔を向けるだけ。瞬間的に認証されるため、待ち時間はほとんどない。もちろんキー入力も必要ないため、パスワードやPINが盗み見られるといった心配も不要だ。

顔認証に対応しているので、サインインやロック解除時は顔をカメラに向けるだけでOK。盗み見られる心配もなく、安心して利用できる

 家庭でも、子供が勝手にパソコンを操作し、いつの間にか通販サイトから商品を購入していた……なんていうトラブルを未然に防げるようになるわけだ。

高性能&使いやすさを兼ね備えた
実用性バツグンのハイスペックノート

 性能やスペックが高いのはもちろんだが、それだけではなく、キーボードを始めとする使いやすさ、実用性の高さまで追求しているのが、LIFEBOOK WA-X/D3の魅力だといえるだろう。

 オールマイティーに使える高性能かつ実用性の高いノートパソコン。長く使えるメインマシンを探しているのであれば、LIFEBOOK WA-X/D3は必ずチェックしてほしい製品だ。

LIFEBOOK WA-X/D3の主なスペック
CPU Core i7-9750H(2.6GHz)、6コア/12スレッド
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 630
メモリー 4GB/8GB/16GB/32GB
ストレージ 約500GB HDD/約1TB HDD/約256GB SSD(PCIe)+1TB HDD/約512GB SSD(PCIe)+約1TB HDD/約1TB SSD(PCIe)
ディスプレー 15.6型(3840×2160ドット)、有機EL
内蔵ドライブ Blu-ray Discドライブ(UHD BD対応)/DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.1 Gen2(Type-C)、USB 3.0×2、USB 2.0、HDMI出力、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、有線LAN端子、SDカードスロット
サイズ/重量 およそ幅361×奥行244×高さ27mm/約2.1kg
OS Windows 10 Home(64bit)/Windows 10 Pro(64bit)
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