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サーバー能力のベンチマークで他社よりも多くの世界記録を保持

ASUS、シングル・デュアルソケットサーバーにてSPEC.orgベンチマークで世界記録達成

2020年03月30日 14時30分更新

文● ASCII

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 ASUS JAPANは3月30日、同社のシングルソケットおよびデュアルソケットサーバーがSPEC.orgのベンチマークにて新たに合計578項目の世界最高記録を樹立したと発表した。

 

 これらの記録はAMD EPYC 7002プロセッサーを搭載する「ASUS RS500A-E10」および「RS700A-E9 V2シリーズ」サーバーによって達成したという。EPYC 7002は前世代の7001の2倍パフォーマンスと4倍の浮動小数点演算性能を備え、最大64コア、128スレッド、DDR4 3200を8チャネル、128 PCIe 4.0レーンをサポート。AI推論や仮想化、VDI、分析およびソフトウェア定義の展開に適している。

 SPEC(Standard Performance Evaluation Corporation:標準性能評価法人)は最新世代のコンピューティングシステムのパフォーマンスとエネルギー効率の評価の基準となるベンチマークとツールを確立、維持、承認するために設立された非営利法人。SPECは一連のベンチマークを開発し、そのメンバー組織やライセンス所有者から提出された結果とレビューを公開している。

 ASUSのサーバー製品は競合他社に比べより多くの世界記録を樹立し、 2020年3月4日時点でSPEC CPU 2017のベンチマークパッケージをリード。AMD EPYC 7002プロセッサーを搭載するサーバーでは業界トップの102項目で最高スコアを達成。また、第1・第2世代のインテルXeonスケーラブル・プロセッサー搭載サーバーにおいても業界トップの290項目の記録を樹立している。

 

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