第3世代 AMD Ryzen Threadripperに対応
ASUS、90A対応OC向けマザーボード「ROG Zenith II Extreme Alpha」
2020年03月26日 15時00分更新
ASUS JAPANは3月26日、第3世代 AMD Ryzen Threadripperに対応するオーバークロック向け強化版マザーボード「ROG Zenith II Extreme Alpha」を発表した。価格はオープンで、3月27日より販売を開始する。
本製品は、ASUSの最新のVRMアーキテクチャを搭載し、標準的な熱性能を維持しながら、チーム化された16のPowerStageを使用して急速に変わる要求電力に対して低遅延での供給を目的としたデザイン設計を採用。電源回路は90A対応のPowerStageを使用しており、「ROG Zenith II Extreme」にくらべ、よりオーバークロック時の安定性が向上したという。
ヒートシンク内にあるファンは60度以上で作動し、500W以上の持続的な消費電力を処理できる。また、チップセットのアルミニウム製ヒートシンクの下には、60度以上で稼働開始するファンを搭載する。 SoC VRMは、このファンのエアフローの経路にも配置されており、メモリオーバークロック中も冷却状態を維持する。
AMD Ryzen Threadripperの64レーン機能により最大20のPCIeデバイスを同時に接続可能。すべてのPCIe x16およびM.2はPCIe 4.0で配線されており、ボードはAquantia 10 GbpsイーサネットとWi-Fi 6(IEEE802.11ax)の両方を搭載し、有線ネットワークとワイヤレスネットワークの両方を高速化。また、USB 3.2 Gen2x2規格のポートも搭載する。
「Aura Sync RGBイルミネーション」機能により、Auraに対応したすべての製品のLEDを1つのアプリケーションからまとめてコントロールし、シンクロした自分好みの光り方にカスタマイズできる。また、5050タイプのLEDテープに対応するピンヘッダをマザーボード上に搭載しており、市販のLEDテープを接続すれば、PC全体をLEDテープでデコレーションできる。
ASUS「ROG Zenith II Extreme Alpha」の主なスペック | |
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対応CPU | 第3世代 AMD Ryzen Threadripper |
対応ソケット | Socket sTRX4 |
チップセット | AMD TRX40 |
対応メモリー | DDR4-4733×8 (最大256GB) |
拡張スロット | PCIe 4.0 x16×4 |
ストレージ機能 | M.2×3、 M.2×2(付属のSO-DIMM.2拡張カード使用)、SATA 6Gb/s×8 |
USB機能 | USB 3.2 Gen 2x2×1、USB 3.2 Gen 2×9、USB 3.2 Gen 1×8、USB 2.0×3 |
無線機能 | Wi-Fi 6 IEEE802.11 ax/ac/n/a/g/b、Bluetooth 5.0 |
ネットワーク機能 | 10GBASE-T×1、1000BASE-T×1 |
フォームファクター | Extended ATX(310mm×277mm) |