用途に合わせて構成を変更できるカスタマイズ性が魅力
家庭向けや1人暮らし向けの1台に最適、普段作業も快適で映画鑑賞やテレビ視聴もできる一体型PC「ESPRIMO WF1/D3」 (2/2)
2020年02月01日 12時00分更新
ドラクエXレベルの3Dゲームは快適にプレイできる
個人的に気になるのは、ESPRIMO WF1/D3でゲームをプレイできるかどうかだ。そこで、内蔵GPU搭載の試用機で遊べそうな「ドラゴンクエストX」と「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」のベンチマークソフトを使い、本機で快適に遊べるかどうかをチェックしてみた。
まずは「ドラゴンクエストX ベンチマーク」をチェック。「最高品質(1920×1080ドット)」のスコアは5950と「快適」、「標準品質(1920×1080ドット)」は7274、「低品質(1920×1080ドット)」は8738を示し、いずれも「とても快適」という結果となった。
続いて、「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」でチェックしてみた。「高品質(1920×1080ドット、フルスクリーン)」の場合、スコアは1278で「設定変更が必要」、「標準品質(1920×1080ドット、フルスクリーン)」は2378と「普通」となった。1920×1080ドットの場合、カクツキが目立ってしまい快適にプレイするのは難しいと感じた。
試しに解像度を「1280×720ドット」に下げ、標準品質で再度検証してみたところ、スコアは4831と「快適」になった。グラフィックの質は少し下がってしまうが、その分カクツキが減って遊びやすくなった。
以上のことから、ドラゴンクエストXレベルの3Dゲームは最高品質のグラフィックで遊べることがわかった。ファイナルファンタジーXIVの場合、グラフィック設定を変更すれば必要最低限の環境でギリギリプレイできる。
ユーザーのニーズに応えてくれる性能とカスタマイズ性が魅力
ESPRIMO WF1/D3は、一般的な作業、映像鑑賞、そして軽めの3Dゲームも快適にこなせるオールインワンデスクトップパソコンだ。ユーザーのニーズに応えてくれる性能とカスタマイズ性が最大の魅力である。テレビ機能を追加すれば家族だけでなく、一人暮らし用のメインマシンとしても十分活用できるだろう。家族みんなが使える1台として、一人暮らしを支える1台として、本機をぜひおススメしたい。
ESPRIMO WF1/D3の主なスペック | ||
---|---|---|
CPU | Celeron 4205U/Core i3-8145/Core i7-9750H | |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 610(Celeron)/インテル UHD グラフィックス 620(Core i3)/インテル UHD グラフィックス 630(Core i7) | |
メモリー | 4GB/8GB/16GB/32GB | |
ディスプレー | 23.8型ワイド(1920×1080ドット)、スーパーファインLH液晶 | |
ストレージ | 1TB HDD/256GB SSD+1TB HDD/256GB SSD+3TB HDD/512GB SSD+1TB HDD/512GB SSD+3TB HDD/1TB SSD | |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ/Blu-ray Discドライブ | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth v4.2 | |
インターフェース | HDMI出力×1、USB 3.1(Type-C)×1、USB3.0(Type-A)×2、USB2.0(Type-A)×2/HDMI出力×1、USB3.1(Type-C)×1、USB 3.0(Type-A)×4(Core i7選択時) | |
内蔵カメラ | 約92万画素ウェブカメラ | |
電源 | 約32W(テレビ機能あり)/約33W(テレビ機能なし) | |
サイズ/重量 | およそ幅558×奥行167~176×高さ362~370mm/約6.5kg | |
OS | Windows 10 Home(64bit) |