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ファーウェイ通信 第114回

手軽に着けられて、フィットネスや睡眠モニタリングなど機能も豊富

GPS内蔵がスゴいウェアラブル端末「HUAWEI Band 4 Pro」レビュー!

2020年01月17日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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主にフィットネス用途で活躍
GPSを内蔵することでスマホを持たずにランニングに出てOK!

 HUAWEI Band 4 Proは、ランニングやウォーキング、サイクリングなどの屋外トレーニングのほか、ローイングやエリプティカルなどの屋内トレーニングを含む11種類のワークアウトに対応する。本体は5気圧防水仕様になっており、プールでの水泳にも使用可能。水泳姿勢を自動的に識別でき、ターン数や距離、ストローク数などをより正確に計測してくれる。

実際にランニングを始める前はメニューから選んでスタートするだけ

 HUAWEI Band 4 Proならではの点が、GPSを内蔵しており、屋外トレーニングのルートや距離などを単体で記録できること。屋外でのワークアウトでは荷物をなるべく減らしたいわけだが、スマホ側のGPSを利用するのが前提の端末の場合、アームバンドで体に装着するなどして、ランニング中もスマホを手放せない。そうした工夫が不要になる。なお、ルートや距離、ペース、消費カロリーなどのワークアウトの詳細は、終了後にHuawei Healthアプリから確認できる。

HUAWEI Band 4 ProはGPSを内蔵しているので、同時にスマホを持ち歩かなくても画面のように移動を記録してくれる

 また、本体裏面には心拍センサーを搭載。AIアルゴリズムなどを活用したファーウェイの独自技術「HUAWEI TruSeen 3.5」と組み合わせて、精度の高い心拍モニタリングを実行してくれる。トレーニング時の心拍数は、運動を効率的に行なうための指標として役立つ。数値を随時確認してトレーニングの強度を調節すれば、脂肪燃焼や有酸素運動など、目的に合った運動ができるのだ。

本体背面のセンサーで心拍数を測定してくれる

 今回は、HUAWEI Band 4 Proを装着してウォーキングをしてみた。最初はいつものようにゆったりとしたペースだったが、意識的に早足で歩いてみると、手元に表示される心拍数が上がっていく。運動強度を一定に保つのにも役立つし、自分の身体の変化をリアルタイムで把握できるのも単純に楽しい。

 距離、時間、消費カロリーのいずれかで設定した目標の50%に達すると、本体がブルッと震えて知らせてくれる。トレーニングへの意欲をキープするのに役立つし、あらかじめコースを決めずに歩き始めて、ブルッと震えたところで引き返すといった使い方もできそうだ。

 なお、HUAWEI Band 4 Proはトレーニング以外でも活用できる。そのひとつが睡眠のモニタリング。ファーウェイの独自技術「HUAWEI TruSleep 2.0」が搭載されており、睡眠時間という“量”だけではなく、深い/浅いなどといった睡眠の“質”の観点からも睡眠を解析してくれるのだ。

睡眠時間のみならず、その質も測定してくれる

 また、睡眠の解析データに基づいて、より良い睡眠につながるアドバイスをしてくれるのもうれしい。睡眠の良し悪しは昼間の生産性にも直結するため、このような機能はぜひ活用したいところだ。

 HUAWEI Band 4 Proはファーウェイ・オンラインストアのほか、家電量販店やECサイトなどで販売中。カラバリはシナバーレッド、グラファイトブラック、ピンクゴールドの3色。市場想定価格は税抜8800円。

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