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Google製TPUを搭載し、省電力でAI処理を実行

ASUS、AI用の名刺サイズコンピューター「Tinker Edge T」

2019年11月21日 13時30分更新

文● ASCII

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 ASUS JAPANは11月20日、AI推論を高速処理可能な名刺サイズのシングルボードコンピューター「Tinker Edge T」を発表した。12月の発売を予定している。

 CPUにARM A53(クアッドコア)を採用し、GPUにGC7000 Lite、TPUにはGoogle製のEdge TPUを搭載する。メモリー1GB、ストレージは8GB eMMCのほかMicro SDカードスロットを装備。ディスプレー接続にはHDMI×1、MIPI DSI(4レーン)×1を搭載し、有線LAN、USBポート、カメラ接続端子を備える。

電源はDC入力(12~19V)

 AIアプリケーション用に設計されており、TensorFlow Liteモデル用に適しているという。計算単位あたり0.5Wで、1秒あたり4Tの演算(TOPS)を実行し、電力消費を抑えつつ高速なAI処理を可能とする。価格はオープンプライス。

 11月20日~22日にパシフィコ横浜において開催される展示会「Embedded Technology 2019/組込み総合技術展」、「IoT Technology 2019/IoT総合技術展」にて展示を行なっている。

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