ネットギアジャパンは11月12日、 Pro AV(AV over IPネットワーク)専用のフルマネージスイッチ「M4500-32C」「M4500-48XF8C」を発表した。販売開始は11月15日から。
両モデル共通で、同社のこれまでの最大48入力×48出力よりも大規模な、最大320入力×320出力のPro AVシステムの構築を実現する。マトリクススイッチの機能と、イーサネットの拡張性の両方を組み合わせ、複雑な配線による導入コストの削減、設置場所や距離の制限がないシステムの導入ができるという。
M4500-32Cは、6.4Tbpsのノンブロッキングファブリックと2Bppsの転送レートに対応。IPv6マルチキャストを含むL2〜L4の包括的なリッチサービスを提供する。IGMP Plus(IGMPプラス)をサポートしており、LANケーブルを挿すだけで、PIMルーティングなど複雑な設定をせずに、簡単にシステムを構築できる。最大100Gbpsに対応するQSFP28ポートを32基備え、大規模なIP over AVネットワークの構築に最適とのこと。価格は452万1000円。
M4500-48XF8Cは、最大25Gbpsに対応するSFP28ポートを48基と、最大100Gbpsに対応するQSFP28ポートを8基採用。4Tbpsのスイッチング容量をサポートできる。価格は391万6000円。