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充実したインターフェースや、打鍵感良好なキーボードなどを搭載

税別9万円台で軽めの写真・動画編集やゲームもできる高コスパ15.6型ノートPC

2019年10月12日 10時00分更新

文● 周防克弥 編集●阿部/ASCII

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「m-Book K700BN-M2S2」

 マウスコンピューターの「m-Book Kシリーズ」は、第9世代のインテルCoreプロセッサーと、GPUにGeForce MX250を搭載した15.6型のノートパソコンだ。クリエイター向けの「DAIVシリーズ」やゲーマー向けの「G-Tuneシリーズ」と異なり、コストパフォーマンスを重視した汎用的なm-Bookシリーズの中では、どちらかというと上位のモデルに位置している。

 最近のCPU内蔵グラフィックスはかなり優秀になってるものの、重めのゲームや動画編集などのグラフィック処理系は苦手な傾向がある。DAIVG-Tuneほどやり込むわけではないが、CPUだけでは心許ない、CPU内蔵以外のGPUもほしいと思う人にはまさにうってつけなパソコンといえるだろう。

 とくに最近はYouTubeなどの動画サイトにアップロードするのも特別なことではなく、デジカメやスマートフォンで手軽に動画の撮影ができる。簡単な編集をするだけでもCPU内蔵のグラフィックスよりは、別途GPUがあったほうが快適な作業ができるため、多少でも興味のある人はチェックしてみてほしい。

 今回はKシリーズの中でも一番ベーシックなエントリーモデル「m-Book K700BN-M2S2」の使い勝手を紹介する。

15.6型ながら、狭額ベゼルでコンパクトな筐体を実現

 m-Book K700BN-M2S2の主なスペックは、CPUがCore i7-9750H、GPUがGeForce MX250、メモリーが8GB、ストレージが256GB SSD(SATA/M.2)といった構成。CPUとGPUはKシリーズ共通のスペックで、メモリーは最大で32GBまで、ストレージはM.2接続と2.5インチのSSDかHDDを搭載でき、M.2接続のSSDはPCI Express x4接続にカスタマイズ可能だ。

 今回試用する「m-Book K700BN-M2S2」でも基本スペックとしては十分な構成で、税別9万9800円(税込11万3080円)と魅力的な価格設定になっている。

本体サイズは、およそ幅361×奥行258×高さ24.9mm、重さは約2.0kg

 まずはm-Book K700BN-M2S2外観だが、素材はプラスチック製で、天板は若干の反射が残る表面処理がされており金属のような質感になっている。キーボード面のパームレスト部も鈍く反射する処理になっているので、プラスチックの安っぽさは感じない。

 ディスプレーは15.6型のフルHDで、ノングレアパネルとなっている。IPSパネルを採用しているので視野角が広く、彩度とコントラストの高い綺麗な発色が特徴だ。低価格のノートパソコンはディスプレーにしわ寄せがきやすいので、高品質なものを採用しているのは評価できる。

 またディスプレーの縁は狭額縁仕様になっていて、左右およそ7mm/上部およそ10mmと、15.6型のノートパソコンとしては一回り小さくなった印象だ。

ベゼル幅は左右およそ7mm、上部およそ10mm。視野角が広く、見る角度が変わっても発色やコントラストの変化が少ない

キーボードは確かなクリック感があり、打鍵感良好
4つのUSB端子は、すべて規格が異なる

 デザイン的には同社のDAIVG-Tuneに近いシャープでエッジの効いた雰囲気になっている。背面や側面に開口部があり、隙間からヒートシンクが覗いていてしっかり熱を逃がすようになっているのが確認できる。

底面に多くのスリットがあり、隙間からはファンが見える。取り込んだ空気は左右と背面側に排出されるようになっていて、冷却性は良さそうだ

 キーボードは107配列でテンキーも備える。たしかなクリック感があるキーで、適度な反発力もあって打ち心地はよい。押し込んだときの剛性感があり静かなのも個人的には気に入った。テンキーとフルキーの間に少しだが隙間があるのはうれしい。

たしかなクリック感がある、打鍵感良好なキーボード

 インターフェースは、両側面にケンジントンロック、USB 3.0、USB 2.0、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、USB 3.1(Type-A)、USB 3.1(Type-C)、SDカードスロット、背面にMini DisplayPort、HDMI出力端子、有線LAN端子、電源端子を装備する。

 左右合わせて4つのUSB端子があるが、それぞれ規格が違っていて転送速度の差が出てしまうのがネックだ。とりあえず外付けのストレージをつなげるなら右側にしたほうがいいというのは覚えておいたほうがよいだろう。

本体背面。左からMini DisplayPort、HDMI出力端子、有線LAN端子、電源端子が並ぶ。外部出力は4Kに対応していて3画面表示も可能だ

本体左側にケンジントンロック、USB 3.0、USB 2.0、マイク入力、ヘッドホン出力端子を配置。USB Type-Aが2つ並んでいるがそれぞれ3.0と2.0なのでつなげる機器は注意が必要だ

本体右側にUSB 3.1(Type-A)、USB 3.1(Type-C)、SDカードスロットを備える

 一通り必要なアプリをインストールしてセットアップしてみたが、動作速度的な面での不満はまったく感じない。モバイル向けプロセッサーとはいえ6コア/12スレッドで動作するCore i7-9750Hを搭載しているため、快適なのは当然ともいえる。ブラウザーゲームや動画サイトを複数開いても操作感は変わらず、かなりの実力を備えていると感じた。次回はベンチマークテストを行なって、m-Book K700BN-M2S2の実力を確認してみたいと思う。

試用機の主なスペック
機種名 m-Book K700BN-M2S2
CPU Core i7-9750H(2.6GHz)
グラフィックス GeForce MX250
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD(SATA/M.2)
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)
通信規格 無線LAN(IEEE802.11 ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 2.0端子×1、USB 3.0×1、USB 3.1(Type-A)×1、USB 3.1(Type-C)×1、HDMI端子×1、Mini DisplayPort×1、ヘッドフォン出力端子×1、マイク入力端子×1、SDカードスロット
サイズ/重量 およそ幅361×奥行258×高さ24.9mm/約1.2kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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