ASUS JAPANは9月25日、クリエイター向けディスプレー3製品を発表した。ラインナップは「ProArt PA32UCX-K」「ProArt PA32UCX」「ProArt PA34VC」。価格は3製品ともオープン。
ProArt PA32UCXは、ミニLEDバックライトを搭載する32型4Kディスプレー。ミニLEDを高密度に配置することで輝度調整の精度を高めた。カラー カバレッジはそれぞれ、DCI-P3が99%、Adobe RGBが99.5%、sRGBが100%、Rec.709が100%、Rec.2020が89%。HDRフォーマットはDolby Vision、HLG、HDR-10などに対応する。
そのほか、別の映像入力の画面を小窓のように表示できる「Picture in Picture機能」、複数の映像入力を画面内に並べて表示できる「Picture by Picture機能」を搭載する。
入力端子はUSB Type-C(Thunderbolt 3)×1、HDMI 2.0×3、DisplayPort 1.2×1を装備。スタンドを含むサイズは幅727×奥行240×高さ470~600mmで、重さは約14.64kg。対応VESAは100×100mm。発売予定は10月中旬。
ディスプレーキャリブレーションツール「X-rite i1 Display Pro」が付属するProArt PA32UCX-Kも、9月27日に発売予定。
ProArt PA34VCは、1900R曲率のIPSパネルを採用した34.1型ディスプレー。解像度はUWQHD(3440×1440ドット)。sRGBカラー カバレッジは100%を誇るほか、HDR-10ハイダイナミックレンジテクノロジーにも対応し、豊かで鮮やかな色を実現したとのこと。
デルタE(ΔE)2未満の色精度を保証するようキャリブレートしているほか、キャリブレーションレベル63、127、255のレポートを提供するグレースケールトラッキングテクノロジーを搭載する。また、Picture in Picture機能とPicture by Picture機能もそなえる。
入力端子はUSB Type-C(Thunderbolt 3)×1、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2×1を装備。スタンドを含むサイズは幅815.12×奥行222.86×高さ418~538mmで、重さは約11.4kg。対応VESAは100×100mm。10月中旬に発売予定。