日本法人向けにVR英会話サービスを提供する米スタートアップのImmerseは、高校生を対象にした「アメリカ人講師による対人VR英会話レッスン」の試験導入を、宮城県の仙台育英学園高等学校の英進進学コースにおいて9月から実施する。
対人VR英会話レッスンは、空港やオフィス、会議室、レストランなど数十種類の英語利用シーンをVRで再現。現実に近い英会話を学習することで、英語学習への集中力と教育効果を高めるという。
ネイティブのアメリカ人講師とVRで実際に話すことで、より相互的でリアルな学習体験ができ、通常の英会話クラスの2倍から3倍の学習効果が見込め、留学に近い英語力上達の効果が期待できるとしている。
Immerseは、日本におけるTOEIC Programの実施・運営を展開する「IIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)」協力のもと、VR英会話レッスンの効果を測定する。仙台育英学園高等学校の生徒は、本学習の前にTOEIC Speaking Testを受験し、約3ヵ月のレッスン後に再度試験を受ける。