VRを用いた企業向け研修の導入支援・制作を行なうエドガは8月27日、VRコンテンツプラットフォーム「VUUUN」を発表した。360度動画の視聴からコントローラーでのアクションを取り入れたコンテンツまで設計が可能となっており、「単なるVR視聴ではなくよりリアルな体験を可能にする」としている。
主に企業の人材育成や採用活動で活用されることを想定したビジネス向けVRコンテンツの視聴・体験環境を提供するプラットフォームシステム。ゲーム要素を取り入れ、体験者に能動的な参加を促す機能も備わっているとしている。研修や採用時のロールプレイングやテストに活用することで、効率的なトレーニングや採用診断が可能とのこと。
コンテンツ第1弾として、ソフトウェアの品質保証やテスト事業を行なうSHIFTの「VRオフィス見学ツアー」の提供が開始されている。コンテンツはエドガ、SHIFT、そして人材派遣・人材紹介を行なうフェローシップの3社が共同制作している。
VRオフィス見学ツアーでは、VRでSHIFTの業務や雰囲気を事前に求職者に体験してもらうことで応募数増加とマッチング率向上を目的としている。求職者は、会社紹介動画や簡単なゲームを通じてソフトウェアテストを知ることで、会社訪問せずに働くイメージを持つことができるとのこと。