アメリカ・シアトルのVRスタートアップVrealは、公式サイトにおいて倒産を発表した。VR市場の成長が見込みよりも遅かったことが倒産の原因であると説明し、倒産の経緯や詳細な状況などは発表しなかったものの、「時代を先駆けすぎていた」と悔しさを滲ませる文面を掲載した。
Vrealは2015年に創業。VRでゲーム実況を観戦するVRライブストリーミングと、ソーシャル配信プラットフォームを提供していた。2018年2月には、シリーズAで約1,170万ドル(約12.8億円)の資金調達を実施。同時にValveのベテラン開発者などが参画したことが報じられ、順調に事業を拡大しているものと思われていた。