各種のVR/ARの仕様標準化「OpenXR 1.0」が7月30日に無料公開された。MicrosoftやOculus、Epic GamesなどがOpenXR 1.0対応を近日予定している。
OpenXRはVR/ARプラットフォーム間におけるデバイスやアプリの仕様を標準化する取り組み。関連企業から構成される組織Khronos Group(クロノス・グループ)により策定が進められている。
OpenXRによって標準化が進むことで、アプリケーションデベロッパーは、現在はデバイスごとに必要なアプリのコード調整が不要になる。また、デバイスメーカーはどのランタイムにも対応可能になり、VR/ARランタイムベンダーも対応できるアプリとデバイスが増加する。OpenXR 1.0の仕様は、クロノスのウェブサイトおよびGitHubで確認できる。