凸版印刷は7月31日、VRで労働災害を疑似体験できる「巻き込まれ体感機 for VR」を開発した。VRコンテンツと体感を組み合わせることで、より効果的な学習・安全意識向上を図る。同社は「巻き込まれ体感機 for VR」を埼玉県のトッパン研修センターに設置、8月より本格稼働する予定。
巻き込まれ体感機 for VRは、印刷用のローラーに手が巻き込まれてしまうことの危険性を体感できるVRコンテンツ。VRヘッドセットで映し出される映像と体感の双方で体験するものとなっており、「ローラーに巻き込まれると自分の手はどうなってしまうのか」をVRで再現。安全な作業の重要性を、より効果的に学習してもらうことを目的としている。