世界各地にVR体験施設を展開するThe VOIDが、大規模出資を受けていたと判明した。出資者はアメリカのメディア王として知られるルパート・マードック氏の息子、ジェームス・マードック氏。米メディアによると、マードック氏の出資額は2000万ドル(約21億円)におよび、出資にともない同社の取締役にも就任したという。
The VOIDは、ニューヨークやロンドン、ドバイ、カリフォルニアなど、世界各地にVR体験施設を展開。独自のVRヘッドセットやトラッキングシステムを組み合わせ、最大4人でプレイできる高品質なVR体験を提供している。多数の有力企業が出資しており、出資企業にはディズニーや、半導体大手Qualcomm(クアルコム)の投資部門などが含まれる。