ASUS JAPANは7月9日、「NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER」を搭載するビデオカード「ROG-STRIX-RTX2060S-O8G-GAMING」を発売した。予想実売価格は6万5000円前後。
ROG-STRIX-RTX2060S-O8G-GAMINGは、GPUにダイレクトに接続する強化された銅製ヒートスプレッダーを搭載することで、従来のヒートスプレッダーよりもGPUに2倍以上接触するサーフェスを増やし、 熱伝導性を改善しているという。
基板上にはファンモードの切り替えが可能なスイッチを搭載。ファンが常に回転する「Performanceモード」と、指定温度に満たない温度ではファンの回転を弱める「Quietモード」を切り替えられる。GPU Tweak IIソフトウェアで、ファンに関してさらに細かい設定をすることも可能。
GPUコアの温度が55度を下回ったときにはファンの回転を止める「0dBテクノロジー」も搭載し、負荷の軽いゲームはより静かに楽しむこともできる。GPUの温度が上がると、ファンは自動的に回転する。
ファンは、防塵規格のIP5Xに対応する。粉塵が浮遊する環境であっても問題なく動作し、ホコリが集まりやすいPCケースの中でも、長期間にわたって性能の劣化なく使い続けることが可能だという。
また、表面カバーとバックプレートには、Aura RGBライティングを搭載。Aura Syncソフトウェアを使って互換性のある製品と連携することで、PC環境全体をシンクロさせ、自分好みにライティングできる。ライティングを音楽に同期させたり、温度に基づいて色を変えたりすることも可能。
ブーストクロックは1830MHz、OCモード時で1860MHz。ベースクロックは1470MHz、OCモード時で1500MHz。ビデオメモリーは8GB。搭載ポートはHDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4×2、USB Type-C。サイズは幅300.5×奥行き130.6×高さ48.9mm。