ソニーは6月11日、エントリーワイヤレスイヤホンの新商品「WI-C310」「WI-C200」を発表した。発売は7月6日。価格はオープンプライス。店頭での販売価格は、C-310が5000円台前半。C200は4000円台後半になる見込み。
市場では、インイヤータイプのBluetoothヘッドホンの構成比は約20%。税抜5000円未満の低価格帯でもワイヤレス機が求められている。そこでソニーは、15時間のスタミナ再生に対応するなど、バッテリー駆動時間が長く、デザイン性にも優れたエントリー機種を出した。充電はUSB Type-C経由。急速充電により、10分の充電で60分の再生ができる。
装着性の面では、やわらかいネックバンドの採用、左右のバランスを意識したバッテリーボックスとコントロールボックス。耳にフィットして外れにくいハウジング形状などを採用した。デザイン自体はシンプルだが、ハウジングの後ろを絞り込むことで、フィット感とデザイン性の両立を狙っているという。
音質面では高磁力ネオジウム磁石を使い、クリアな中高音とパワフルな低音を重視。一方で通気口は小さくして、音もれしにくくしている。コーデックはSBCに加え、AACに対応する。ドライバーサイズは直径9mmだ。
C310は4色展開(ブラック・ホワイト・ブルー・ゴールド)で光沢感のカラーと平型ケーブル、C200は2色展開(ブラック・ホワイト)でマットな質感、通常のケーブルとなっている。なお、ハンズフリー通話時には、HD VOICEに対応する。