VR制作・編集ソフト「スペースリー」の開発および運営を行うスペースリーは、総額4億円の資金調達を実施した。同社はこの調達をもとに研究開発を強化、プロダクトの開発を推進するとともに、新たにVR研修分野へも注力するとしている。
VRソフトのスペースリーは、2016年11月にサービスを開始し、現在の事業者利用者アカウントは2000社を超える。利用企業の中でも、営業目的で利用される不動産業分野においては、継続率が98.5%と非常に高いとのこと。
今回の調達に伴い、人工知能学会編集委員会副委員長であり、LIFULLにてAI戦略室主席研究員を務める清田陽司氏が技術顧問に就任した。同社は清田氏の就任に関して、「スペースリーに蓄積されるデータを活用した深層学習の研究開発を推進するため」とコメントしている。