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姿を見せたタワー型の新「Mac Pro」、32型6K液晶ディスプレーも

2019年06月04日 03時55分更新

文● ASCII編集部

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 長らく存在がウワサされつつも、なかなかリリースされなかったタワー型「Mac Pro」がついに今秋発売される。

 従来のMac Proで不評だったカスタマイズ性の低さに対し、モジュラー化と柔軟性の強化をアピール。スタイル的には2012年以前のMac Proに近くなった。また、ラックマウントタイプも用意される。

 性能はもちろん極めて高い。最大で28コアXeonが搭載できるほか、DIMMスロットは12で最大1.5TB、PCI Expressスロットは8本。電源も1400Wの出力を持つ。ビデオカードは28TFLOPSの性能の「Radeon Pro Vega II Duo」の2枚差しに対応。8Kの動画ストリームを3本、4Kは12本を同時に編集が可能。Windows機に地位を奪われつつあったビデオ編集の世界での復権を狙う。価格は5999ドル~。

 新Mac Proに合わせて、超高性能ディスプレーも今秋発売される。名称は「Pro Display XDR」で、32インチ+6K解像度。価格は本体のみは4999ドルで、スタンドセットで5999ドル。

 バックライトシステムを改良し、真のHDRを表現できるとアピール。4万3000ドルで販売されているソニーのリファレンスモニターにも対抗できるだけの性能を持つとする。このPro Display XDRは、新Mac Proとの組み合わせ時に最大6台の駆動が可能とのこと。


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