文化庁は、2019年度「文化財多言語解説整備事業費補助金」の二次募集を開始している。文化財などを紹介するVRコンテンツの作成や、ARと連動した多言語表示ができる専用アプリの作成なども対象に含まれている。この補助金は公募制、先着順で受付を行なっており、予算に達し次第締め切られるとのこと。
文化財に対して先進的・高次元な多言語解説を整備する事業を、観光施策と連携させつつ実施するというもの。訪日外国人旅行者数の増加および訪日外国人旅行者が地域を訪れた際の地域での体験・滞在の満足度を向上させることを目的としている。
「先進的な媒体制作費のほか、利用者が多言語で解説を受けるために必要となる諸機材の購入費等も含む」としている。公募ページでは、AR/VR/MRを活用した先進事例の紹介も行なわれているとのこと。事業説明会が6月4日に東京、6月6日に京都にて開催される。