ASUS JAPANは5月30日、ビデオカード2製品「DUAL-RTX2060-O6G-EVO」と「TUF-GTX1660TI-O6G-GAMING」を発表した。販売開始は5月31日からで、価格は4万3000円前後から。
DUAL-RTX2060-O6G-EVOは、温度を厳密に制御するために、2つの大きなAxial-techファンを採用した。ファンのハブを小さくしてブレードを延長。バリアリングを増設して下向きの空気圧を高めることで、冷却効果を高めたとする。
高密度に実装されたPCB基板バックプレートも装備。構造的な剛性を付加して基板の歪みを防ぎ、コンポーネントや回路を損傷から保護できる。
0dBテクノロジーを採用しており、GPUコアの温度が55度を下回ったときに、ファンの回転を停止させる。負荷の軽いゲームを完全に静かに楽しめるという。
優れた品質と信頼性を備えたとする高級コンポーネント「Super Alloy Power II」を採用。性能の向上、電力損失および負荷時のコンポーネントノイズの低減、動作温度の低下を実現できるという。
製造のプロセスでは部品の熱的負荷を軽減し、洗浄薬品の過剰な使用を避けることで、信頼性の高い製品に仕上げたという。
グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 2060。ブーストクロックは1755MHz(OCモード時 1785MHz)。ベースクロックは1365MHz(OCモード時 1395MHz)。メモリースピードは14000MHz。メモリーインターフェースは192bit。ビデオメモリーはGDDR6 6GB。搭載ポートはHDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4×1、DVI-D×1。補助電源コネクターは8ピン×1。サイズは242×130×53mm。価格は5万3000円前後。
TUF-GTX1660TI-O6G-GAMINGは、DUAL-RTX2060-O6G-EVOと同じで、PCB基板バックプレートを装備しており、製造のプロセスも同様。そのほか、ファンの軸受けに2つのボールベアリングを使用しており、従来のスリーブベアリングのファンと比べ、最長2倍の長寿命を実現するという。
防塵規格のIP5Xに対応する「IP5X対応防塵ファン」を搭載。粉塵が浮遊する環境でも問題なく動作でき、ホコリが集まりやすいPCケースの中でも、長期間にわたり性能の劣化なく使い続けられるとのこと。
出荷前に実施するパフォーマンスとストレステストはFortnite、League of Legends、Overwatch、PlayerUnknown's Battlegroundsのような最新のトップタイトルゲームで実行。144時間の安定性テストと、一連の3DMarkベンチマークテストを含む信頼性試験も実施しているとした。
グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1660 Ti、ブーストクロックは1815MHz(OCモード時 1845MHz)、ベースクロックは1500MHz(OCモード時 1530MHz)、メモリークロックは12002MHz、メモリーインターフェースは192bit、ビデオメモリーはGDDR6 6GB、搭載ポートはHDMI 2.0×2、 DisplayPort 1.4×1、 DVI-D×1、補助電源コネクターは8ピン×1。サイズは205×123×46mm。価格は4万3000円前後。