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Windowsを起動せずにマルウェアをスキャンできる無償ツール 「ESET SysRescue Live」を試してみた

文●宮里圭介 編集●ASCII

提供: キヤノンマーケティングジャパン

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「ESET SysRescue Live」以外にもある!無償で使えるESETのソフト

 ESETによる社会貢献的な取り組みとして作成・公開されているソフトは「ESET SysRescue Live」以外にもあり、知っておいて損はないものばかりだ。とくに覚えておきたいものを紹介しておこう。

 ただし、これらのツールはすべて無償提供されているもので、ESET製品のユーザー以外も利用できることから、「ESET SysRescue Live」も含め、メーカーによるサポート面においては過度の期待は禁物だ。まったくサポート対応していないわけではないようだが、本ツールを利用しても問題が解決しなかったからといって、ESETのサポートセンターを頼るわけにはいかないということだけは頭に入れておこう。

 ここで紹介するツールは、以下のサイトからダウンロードできる。

※「ESET’s Free Online Scanner」は英語サイトでのみダウンロードが可能。

■ESET’s Free Online Scanner

 無償で使えるマルウェアの検出ソフト。普段ESET以外のセキュリティ対策ソフトを使っているけど不安がある、という時に活用するのがオススメだ。別のソフトでは安全だという結果が出ていても、ESETではより強力に脅威を見つけてくれる可能性がある。

■ESET Mac Rootkit Detector

 Macで使えるソフトとして覚えておきたいのが、「ESET Mac Rootkit Detector」。システムの深部に潜み、外部からのアクセスを手伝うといった活動をするRootkitを見つけ出してくれるソフト。Windowsと比べればMacはターゲットにされにくいとはいえ、定期的にチェックしておきたい。

■マルウェア削除ツール

 被害が大きいものや猛威をふるうマルウェア用に、無償で公開されている削除ツール。通常のセキュリティ対策ソフトと違って特定のマルウェア駆除に限定されたものだが、感染後の安全確保として活躍してくれる。

無償のソフトも活用して、PCによりセキュアな環境を!

 万が一、周囲の友人・知人で感染してしまった人がいるのであれば、今回紹介した無償で使える「ESET SysRescue Live」を紹介し、被害を最小限に食い止めたいところ。少しでも早く被害を止めることが、次の犠牲者を増やさない為にも大切なことだ。

 もちろん感染しないことが一番いいことだが、万が一の時でも対応する方法を知っているかどうかが、被害の拡大を食い止められるかどうかのカギとなる。

 マルウェアはどこから感染するかわからず、一度感染してしまうと駆除が難しい。それだけに、感染したら駆除すればいいと無責任な楽観はせず、被害を未然に防ぐためにも「ESETインターネットセキュリティ」などのセキュリティ対策ソフトを導入しておきたい。

(提供:キヤノンマーケティングジャパン)

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