Core i7&GTX 1050、NVMe対応SSDで作業が快適!
狭額ベゼルでカッコイイ15.6型ノートPCが写真編集にいいぞ!
実作業で性能確認
Lightroomの書き込みはSSDがNVMe対応か否かで大きな差が
CPUやGPUの単体性能は、同じパーツを採用しているほかのパソコンでもだいたいの傾向はわかるので、DAIV-NG5510H1-M2SH5での実際の作業でどんな感じなのかを確認するために「Adobe Lightroom」でRAWデータの現像処理を実施し、処理時間を測ってみた。用意したのは2400万画素のデジカメで撮影したRAWデータを500枚。これをLightroomでPSD16bit形式とJPEG形式(最高画質)で書き出してみた。
Cドライブ(NVMe接続のSSD)に保存してあるRAWデータを読み込み、補正処理は何もしないでそのまま同じCドライブに書き出してみた。処理時間はPSD16bit書き出しは約8分05秒、JPEG書き出しは約8分24秒となった。同じ状態で書き出し先をDドライブ(1T HDD)に書き出してみたところ、PSD16Bitは約39分49秒、JPEGは9分51秒となった。
PSD16bitファイル500枚で容量は約67GBほどあり、JPEG500枚では約6.4GB程度になる。単純に書き込む時間の差が出そうではあるが、NVMe対応のSSDの書き込み速度の前ではどちらも誤差程度の差しかでないといった感じだろうか。
今までに何度か複数の機種で同様の現処理時間を計測するテストを実施してきたが、その多くが書き出し先がSATA接続のSSDが採用されていてたため、書き込みに待ち時間が生じた。ストレージへのアクセスは常時100%まで上がり、CPUは100%まで上がったり、ほぼ動いていない状態まで下がったりの繰り返しになることが多かった。これが、記録先のストレージがNVMe対応になることで、ストレージへのアクセスが100%をキープすることなく書き込みの待ち時間が発生しないので、CPUの処理能力を全開で発揮しているのがわかる。
ちなみに以前、デスクトップ向けのCPUであるCore i7-8700を搭載するノートと、NG5510と同じCore i7-8750Hを搭載するノートとで同じように500枚のRAWデータをPSD16bitに書き出す時間を計測したことがある。結果は、ともに書き出し先がSATA接続のSSDだったこともあり、両方とも書き込みの待ち時間が生じていた。そのときの結果はCore i7-8700搭載機が約11分、Core i7-8750H搭載機が約14分の処理時間だったことを考えると、書き出し先がNVMeになったことでかなり大きな効果がでていると思える。少なくともRAW現像を早く処理したいと思う人は、早いCPUも大事だが書き出し先のSSDがNVMe対応であることもかなり重要だといえる。
持ち運びもできるコンパクトさと、写真編集などは快適にできる性能を兼ね備えた1台
DAIV-NG5510H1-M2SH5はナローベゼル(狭額縁)なデザインになっているため、左右の幅が短く15.6型ノートとしてはかなり小型になっており、収納性が高く持ち運びはかなり楽。薄くても高性能なCPUを搭載し、さらにGeForce GTX 1050を搭載しているため、よほど負荷の高い作業でなければたいてい可能だ。
キーボードの配列が独特なためそこは慣れが必要だが、DAIVシリーズとしては新しいデザインを採用していて新鮮味があり、質感の高い表面処理と合わせ外観と性能共に満足度の高い1台だ。
(提供:マウスコンピューター)
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