フェイスブックは、傘下のOculusで働く、新たな職種を募集している。求人情報から、同社がARヘッドセット(ARグラス)を開発中だと確認できる。
フェイスブック自体は公式発表をしていないものの、ARデバイスを開発中だとされてきた。同社のAR部門代表であるFicus Kirkpatrick氏は、2018年に米サイト『TechCrunch』の取材に「ARデバイスの開発を行なっている」「ARグラスの実現を待ち望んでいる」と答えてきた。
今回募集するのは、ARプラットフォームの製品デザイナー、ARエクスペリエンスの製品デザインプロトタイパー、AR/VRマーケティング戦略・オペレーションの代表など。マーケティング代表に関しては「将来、我々のARグラスは物理的な世界とデジタルの世界を融合し、“現にあるもの”と“ありえるもの”を1つにします。これは次のメインストリームであり、そのために必須となる、一般消費者向けのウェアラブル技術を生み出します」と記載している。
フェイスブック/OculusのAR関連ポジションはほかにも募集中。同社のウェアラブルARデバイス開発が着々と進行しているとわかる。