このページの本文へ

ASUS、NVIDIA GeForce GTX 1650を搭載したビデオカード2機種

2019年04月24日 14時35分更新

文● ラモス/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ASUS JAPANは4月23日、NVIDIA GeForce GTX 1650を搭載し、補助電源が不要なビデオカード「DUAL-GTX1650-O4G」「PH-GTX1650-O4G」を発売した。

 DUAL-GTX1650-O4Gは「IP5X対応防塵ファン」を搭載。粉塵が浮遊する環境でも、問題なく動作できるという。ホコリが集まりやすいPCケースの中でも、性能の劣化なく使い続けられるとのこと

 自動製造プロセス「Auto-Extremeテクノロジー」を使用して製造した。従来のスルーホールと表面実装部品のはんだ付けは、別々の段階でする必要があったが、本テクノロジーはすべてのはんだ付けを1回の工程で完了可能。部品の熱的負荷を軽減し、洗浄薬品の過剰な使用を避けることで、信頼性の高い製品を生み出すとしている。

 ビデオカード設定ソフト「GPU Tweak II」を採用した。リアルタイムハードウェアモニター機能と、リアルタイムオーバークロック設定機能を搭載している。本ソフトを使用すると、Windowsでビデオカードの状態を細かく把握したり、詳細なオーバークロックを設定したりできる。

 ソフトウェア「WTFast」と提携したので、ラグ、レイテンシー、パケットの損失に悩まされずに、ネット接続でゲームをプレイできるという。wtfast Gamers Private Networkに6ヵ月間加入することで、小さなping値を実現し、スムーズで流れるようにオンラインゲームができるとのこと。

 アイドル状態のGPUを動作することで恩恵を得られる、シンプルで安全とする「Quantum Cloud」を採用。本サービスを通じてクラウドベースのアプリケーションを実行し、過程で得た収益を自動的にWeChatまたはPayPalアカウントに転送する。個人情報をオンラインに保存しないので、プライバシーを損なわないとした。

 ブーストクロックは1725MHz(OCモード時 1755MHz)。ベースクロックは1485MHz(OCモード時 1485MHz)。メモリークロックは8002MHz。メモリーインターフェースは128bit。ビデオメモリーはGDDR5 4GB。搭載ポートはHDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1、DVI-D×1。サイズは204×115×37mm。価格は2万5000円前後。

 PH-GTX1650-O4Gは、ファンの軸受けに2つのボールベアリングを使用。従来のスリーブベアリングを使うファンと比べ、最長2倍の長寿命を実現するという。

 互換性を最大限にするために、グラフィックスをコンパクトなフレームに組み込んだとする。 場所をとらない小型ゲーミングPCを求めるユーザーには最適とのこと。

 クーラーを除くすべての部品取り付けを機械で実施し、人では実現できない高い製造精度を実現したという。従来は2回必要だった基板の加熱工程のうち1回をなくし、製造時の性能の劣化を最小限に抑えたとした。

 DUAL-GTX1650-O4Gと同じで、IP5X対応防塵ファンとQuantum Cloudも搭載している。

 ブーストクロックは1680MHz(OCモード時 1710MHz)。ベースクロックは1485MHz(OCモード時 1485MHz)。メモリークロックは8002MHz。メモリーインターフェースは128bit。ビデオメモリーはGDDR5 4GB。搭載ポートはHDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1、DVI-D×1。サイズは190×110×38mm。価格は2万2000円前後。

カテゴリートップへ