モバイル社会研究所は、「子どものICT利用に関する調査レポート」を発表した。
関東1都6県在住の小中学生の保護者に、子供のスマホ・ケータイ利用で心配なことを聞くと、「使い過ぎに関する心配事」はいずれの学年でも約9割、「ネットでのコミュニケーションに関する心配事」は7割以上だった。
スマホを利用する小中学生の保護者に、子供がスマホ・ケータイを長時間使い過ぎる状況と、その理由を聞くと、「楽しくてやめられないため」は小学生が4割、中学生は6割以上。次いで「暇つぶしのため」が多く、中学生は5割ほどだった。
「友だちや世間で話題となっていることを見逃したくないと思っているため」は2割以下で、「使い過ぎているかどうかわからない」は0〜2%。同研究所によると、小中学生がスマホ・ ケータイを使い過ぎるのは友達同士のやり取り以上に、動画などのメディア利用が原因の1つである可能性が高いという。