アメリカだと、10代の45%が常にオンライン
しかし「若者はけしからん」という話でもない
もうすぐゴールデンウィーク。多くの人が大型連休に向けて、さまざまな予定を立てていることだろう。長い旅行に行く人もいれば、家でのんびりしつつ遊びに行く機会を増やす人もいるはずだ。
さて、あなたは、外出先でスマートフォンの画面を見ることになるだろうか? いまではスマホで交通情報や旅館の予約などが可能なうえに、電車での移動中には映像作品を楽しんだりもできる。現代社会には、なくてはならないものであることは間違いない。
しかし、外でもスマホの画面を見続けること、頻繁にSNSなどをチェックしていることに、眉をひそめる人たちもいるだろう。実際、アメリカにおいてデジタルライフの研究の一環として実施されたPew Researchによる2018年の調査結果によると、10代の95%がスマートフォンを所有しており、10代の45%がつねにオンラインであるという。
若者がスマホを手放せないのは、どこの国でも変わらないようだ。となれば、若者のスマホ依存が問題である……となってしまいそうだが、そう単純な話ではない。「親の世代」にも深刻な問題だ。