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「85V型(PN-L851H)」「75V型(PN-L751H)」「65V型(PN-L651H)」を発表

シャープ、4Kタッチディスプレー「BIG PAD」のスタンダードモデル3機種

2019年04月15日 11時00分更新

文● 市川

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高精細な4K解像度と自然なタッチ操作を実現

細かい部分をわかりやすく、画像の質感や素材感を鮮明に表示できる4K液晶ディスプレー

 まず、4K液晶ディスプレーについて説明した。4K液晶ディスプレーは小さな文字などの細かい部分をはじめ、画像の質感や素材感も美しく鮮明に表示することができる。CAD画面の表示やグラフィックデザインの原稿確認、建築など専門分野を含む高等教育といった用途に適しているという。

スタイリッシュなデザインと快適なタッチ操作を実現した「InGlass方式タッチディスプレー」

IR(赤外線)とディスプレーの間にあるギャップがタッチ操作の快適性を左右する。InGlass方式タッチパネルはそのギャップを少なくすることで、自然な操作感に近いタッチパネルを実現した

 つづいて説明したのは、快適なタッチ操作を可能にしたというInGlass方式タッチパネル。従来型の場合、IR(赤外線)はディスプレーの保護ガラスから高めの位置を走査しているという。また、タッチディスプレーは画面に触れたときに反応するのではなく、タッチペンなどで画面上を走査するIRを遮ることで反応する仕組みになっているとのこと。だが、IRと保護ガラスの間に大きな差があるとタッチ操作に違和感が生じてしまうのだという。

 今回採用したInGlass方式タッチパネルは、タッチを検知するIRが保護ガラスの表面すれすれ(従来型の約5分の1)を走査しているため、より自然なタッチ操作を実現。ギャップを小さくしたことでスタイリッシュなデザインも実現したとのこと。

電池不要の新タッチペン。2mmと4mmのペン先を用途に合わせて使い分け可能

Windows 10はペン入力の機能が充実しているため、資料の書き込みが容易に

 電池不要の新タッチペンは、2mmと4mmといった2種類のペン先を用意。通常のペンとして使う場合は2mm、マーカーや消しゴムを使いたい場合は4mmといった風に自在に使い分けることができる。また、Windows 10はペン入力の機能が充実しているため、地図上で行きたい場所まで線を引いたり、Officeソフトに書き込んだりが可能とする。

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