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長時間作業でも疲れないキーボードに、外でも安心して使える駆動時間

外でも仕事するライターが13.3型ノートPC「LIFEBOOK UH-X」に大満足なワケ (1/2)

2019年04月03日 07時00分更新

文● 平澤寿康 編集●八尋/ASCII

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「LIFEBOOK UH-X/C3」

 現在私は、LIFEBOOK UH-X/C3(カスタムメイドモデルは、「LIFEBOOK WU2/C3」)を原稿執筆や写真編集などをするメインマシンとして利用している。今回は、メインマシンとして使いながら感じたキーボードの使い勝手や性能面をチェックしていきたいと思う。

キーボードはかなり快適に利用できる

UH-X/C3のキーボードは、長時間でも疲れにくく、安定して軽快な入力が可能な点が大きな魅力。クリックボタン一体型のタッチパッドの採用も、優れた操作性の優位点となっている

 LIFEBOOK UH-X/C3をメインマシンとして使いながら日々感じているのが、キーボードのあつかいやすさだ。見た目こそ、近年のモバイルノートで標準的に採用されているアイソレーションタイプのキーボードなのだが、とにかく打鍵感が非常によくて、とても快適な入力が可能という印象を強く受ける。

 ライターという職業がら、普段からかなり長時間タイピングを行なっているが、キーは適度な硬さとクリック感があり、キーを押した時の反応がよいこともあって、長時間の作業でも疲れることが少ない。

 LIFEBOOK UHシリーズでは、従来から打鍵感にこだわったキーボードが採用されてきているが、LIFEBOOK UH-X/C3ではキーのメンブレン構造に手が加えられ、より反応性が高くなっているという。その効果がしっかりと現れているからこそ、実際にとても快適なキー入力ができるのだろう。

 また、主要キーのキーピッチが19mmフルピッチとなっている点や、不自然なキー配列が一切ない点も、扱いやすさを高めている部分。合わせて、タイピング時の打鍵音が比較的静かな点も気に入っている部分で、静かな場所での作業も回りを気にせずにできる。

 唯一残念な部分は、キーボードバックライトを搭載しない点だが、なくても問題となる場面は少なく、我慢できる範囲内だ。

 ポインティングデバイスは、従来モデル同様のタッチパッドを採用。こちらは、最近主流のクリックボタン一体型ではなく、独立したクリックボタンが用意されたものとなっている。クリックボタン一体型ではタッチパッドの面積が広がる反面、クリック操作がやりづらい場面もある。それに対し独立したクリックボタンが用意されているLIFEBOOK UH-X/C3のタッチパッドなら、確実なクリック操作が可能なため、とくにファイル操作をする場面などで有利となる。こまかな部分ではあるが、これも快適な操作性を実現するポイントになっていると感じる。

性能面は申し分なし!

 私はLIFEBOOK UH-X/C3をメインマシンとしているとはいっても、作業は記事執筆のテキスト入力やウェブブラウジング、メール送受信、撮影した写真のレタッチ、簡単な動画編集といった程度で、特別重い作業は実施していない。そういったこともあって、LIFEBOOK UH-X/C3を使っていて性能面で不満を感じる場面はほとんど存在しない。

 簡単に使用しているLIFEBOOK UH-X/C3の基本スペックを確認しておくと、CPUはCore i7-8565U、メモリーは8GB、内蔵ストレージは512GB SSDとなっている。やはり、4コア/8スレッド処理に対応するCore i7-8565Uの搭載が、写真のレタッチや動画編集を快適にこなせる要因となっているだろう。メモリーはできれば16GBほしかったところではあるが、8GBでも大きな問題はない。

 ただ、体感だけでは性能を判断するのが難しいので、いくつかベンチマークテストを行ったので、その結果を紹介する。

 まず、パソコンの総合的な性能を評価する「PCMark 10」の結果だ。こちらは同じようなスペックを備えるモバイルノートパソコンとほぼ同等の結果が得られている。スコア的にも十分に納得できるもので、体感での快適さがそのまま評価できているといっていいだろう。

PCMark 10の結果。競合製品と比べてもほぼ同等の結果が得られている。体感の快適さがそのままスコアーに現れているといえる

 続いて、CPUの処理能力を計測する「CINEBENCH R15.0」の結果だ。CPUのスコアーがほぼ同等スペックの他製品に比べて、わずかに低い印象もある。それでも、大幅に低いということはなく、十分納得できる範囲内のスコアーではある。CPUクーラーの軽量化に伴って、やや冷却能力が足りていない部分があるのかもしれないが、実際に使っている場面でほかの製品との性能差を体感できるものではなく、それほど気にする必要はなさそうだ。

CINEBENCH R15.0の結果。冷却能力がやや弱いのか、CPUスコアーがほぼ同スペックの他製品よりやや低い印象。それでも、性能差を体感できるものではないだろう

 最後に、3D描画能力を計測する「3D Mark」もチェック。こちらは「Night Raid」というテストの結果を紹介する。私はノートパソコンでゲームはプレーしないので、3D描画能力はとくに気にしていない。また、ディスクリートGPUも搭載していないため、もともとそれほど期待もしていない。ただ、Core i7-8565Uに搭載される内蔵グラフィックス機能のインテル UHD グラフィックス 620は、軽めの3Dゲームなら十分プレー可能な描画能力を備えており、Night Raidでもまずまずの結果が得られている。過度な期待はできないが、ビジネス向けのモバイルノートパソコンとして考えるとまったく不満はない。

3DMark、Night Raidの結果。CPU内蔵グラフィックス機能ながら、十分なスコアが得られている。筆者はUH-X/C3でゲームはプレーしないが、カジュアルゲームなら十分問題なくプレーできるだろう

富士通 FMV LIFEBOOK UH

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