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ファーウェイ通信 第97回

コンパクトな筐体ながらカラー表示の有機ELディスプレイが見やすい!!

独自センサーとAIアルゴリズムで心拍計測や睡眠をサポートする ウェアラブル「HUAWEI Band 3」レビュー!

2019年03月26日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII編集部 編集● ASCII編集部

提供: ファーウェイ

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心拍計測対応で、さまざまなトレーニングに活躍!

 では、実際のトレーニングでの使い方を見ていこう。といっても、手順はいたってシンプル。HUAWEI Band 3の画面を縦にスワイプし、「ワークアウト」のメニューでスポーツの種類を選択したら、スタートさせるだけ。距離、時間、消費カロリーのいずれかの目標を設定することもできる。

目標を設定して、いざトレーニング!

 トレーニング中は、距離や経過時間、心拍数、ペースなどを手元の画面で確認できる。HUAWEI Band 3は画面が大きく、カラー表示のレイアウトもわかりやすいため、パッと見ても数値を容易に把握できる。また、設定した目標の50%に達すると、本体がブルッと震えて知らせしてくれる機能もあり、トレーニングへの意欲を維持するための工夫がされていると感じる。

 今回はウォーキングを試してみた。せっかくだから、いつものゆったりした歩き方ではなく、少し負荷をかけた歩き方をしてみようと思ったのだが、そんなときには革新的なセンサーとAIアルゴリズムの組み合わせによって実現されたという心拍モニタリング機能が役立つ。心拍数の数値によって「準備運動」「脂肪燃焼」「有酸素運動」といったゾーンが設定されており、色分けされて表示されるのだ。

 具体的には、歩くスピードを速めたり歩幅を広げたりすると、心拍数も徐々に上がっていき、準備運動の青色ゾーンから脂肪燃焼の緑色ゾーン、さらには有酸素運動の黄色ゾーンへと変化する。自分の身体の変化がすぐさま数値として表示されるのは、単純に見ているだけでも面白い。もちろん目的に合ったトレーニングをするのにも大いに役立つはずだ。

結果はHUAWEI Band 3ですぐに確認できる

 トレーニング後は、HUAWEI Band 3の画面で結果を確認できる。ただ、より詳細な数値まで確認したいときには、当然ながらスマホの画面のほうが見やすい。ファーウェイ公式の「Huawei Health」アプリ(Android 4.4/iOS 9以降で対応)では、トレーニングの時間や消費カロリー、歩数のほか、心拍数やペースのチャートなども確認できる。こういったトレーニング記録を蓄積し、常に確認することでモチベーション維持にもつながる。

より詳細なデータをチェックした場合はスマホアプリで。ファーウェイ製スマホのみならず、Android/iOS端末に広く対応している

 HUAWEI Band 3では、トレーニングだけでなく、日常の歩数や消費カロリーなども記録してくれる。常時装着して、日常的に数値をチェックすることを習慣づければ、健康管理に役立つ。また、体重や体脂肪率などの増減も記録しておけるので、ダイエットのためのツールとしても使える。

過去のデータと比較して、課題や今後の方針などを決められる

独自の睡眠計測対応で、眠りの質を解析できる!

 HUAWEI Band 3は、トレーニング以外でも活用できる。

 筆者も特に有益に感じて、オススメしたいのが、睡眠のモニタリングだ。HUAWEI Band 3には、ファーウェイの独自技術「HUAWEI TruSleep 2.0」が搭載されている。これは睡眠を計測し、睡眠時間という“量”だけでなく、深い/浅いなどといった睡眠の“質”も解析してくれるもの。ハーバードメディカルスクールCDBセンターの睡眠試験認証を取得している技術だ。

単純な時間のみならず、睡眠の質まで分析してくれる

 単に睡眠の解析だけで終わるのではなく、計測したデータに基づいてアドバイスしてくれるのが、このHUAWEI TruSleep 2.0のスゴいところ。データの解析から典型的な睡眠障害を識別することも可能で、症状にマッチする最適なアドバイスを提示してくれる。このアドバイスは200件以上もあるそうだ。

 筆者も試用してみたが、かなり正確に自分の睡眠を把握してくれているなと感じた。目覚めの良さとスコアが比例していることが多いのだ。睡眠は日中の生産性に影響を及ぼす重要な要素でもあるし、その質を高めるサポートツールとしてHUAWEI Band 3を利用してもいいかもしれない。

 このほか、HUAWEI Band 3には、Bluetooth接続した端末の着信音を鳴らすスマートフォン探索機能も用意される。また、ファーウェイ製スマホ(EMUI 8.1以上)のみの対応ではあるが、リモート撮影機能もある。ペアリングしたスマホの標準カメラアプリを立ち上げるだけで、HUAWEI Band 3の画面にカメラアイコンが表示され、それをタッチするだけでシャッターが切れて便利だ。

近くにあるはずのスマホが見つからないときに音を鳴らして知らしてくれる

 HUAWEI Band 3には、スマート通知機能もあり、メールやLINEなどの受信、着信などを表示して知らせてくれる。画面には最大35文字までの表示が可能だ。

スマートウォッチと同様に、メールやSNSの通知を表示する機能も

画面が小さいので、シンプルな表示だが、メールの送り主やタイトルが見られるだけでも十分に有益だ

 HUAWEI Band 3は、ファーウェイ・オンラインストアのほか、家電量販店やECサイトなどで販売中。市場想定価格は税抜6100円。カラバリはパールブラックのほか、ウェブ限定のコーラルオレンジとオーロラブルーの計3色が用意される。

 トレーニングの詳細な記録、心拍や睡眠のモニタリング、各種スマート機能など、上位機に引けを取らない機能を持ちながら、リーズナブルな価格を実現したHUAWEI Band 3。健康管理やフィットネスの用途でウェアラブル端末デビューするか悩んでいる人には、うってつけのモデルだろう。

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