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スマホで遊べるゲームが増えれば、犯罪も増える!?

2019年03月08日 09時00分更新

文● せきゅラボ編集部

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5G時代でモバイルゲームはますます普及する

 モバイル業界最大のイベントである、2月25日(現地時間)から4日間にわたってスペイン・バルセロナで開催された「MWC Barcelona 19」。注目を浴びていたのが、次世代の通信方式となる5G(第5世代移動通信システム)だ。

 現在のスマートフォンなどに使われている4Gに代わる通信方式で、通信速度は4Gの10倍以上とされており、遅延がきわめて小さいことも特徴。さらに、従来の10~100倍の接続数に対応する。

 スマートフォンで高速通信が可能になると、昨今の話題になっているモバイルゲームの人口が増えることは想像に難くない。スマートフォンでゲームを楽しむ人は珍しくないが、最近では端末のスペックの向上により、パソコンで親しまれているゲームタイトルが移植されるケースも多い。

 たとえば人気タイトル「Fortnite」は、2018年夏から提供が開始されたAndroidアプリ(ベータ版)が、3週間以内に1500万回もダウンロードされたという。バトルロイヤルゲームとしておなじく人気の高い「PUBG Mobile」は毎日3000万人がプレイしているほか、2019年に入ってからは、パソコン版にユーザーの多いMMORPG「黒い砂漠」もモバイル版がスタートして話題となっている。

 人気作の移植、プレイヤー数の増加……モバイルゲームに対する需要の高まりは、高速通信と低遅延を可能にする5Gネットワークの到来により、さらに拡大することが予想される。一方で、モバイルゲーマーの数が増え続けるにつれて、犯罪者が彼らを標的にする可能性も出てくる。

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