2月25日（現地時間）からスペインのバルセロナで開催されるMWCにて、マイクロソフトがMRデバイス「HoloLens」の新型を発表するのではないかと推測されている。しかしながら、いわゆるこの「HoloLens 2」の詳細はほとんど明らかにされていない。
こうした状況のなか、2月11日深夜に「HoloLensの生みの親」とも言われるアレックス・キップマン氏が、YouTubeやTwitterで謎の動画を公開した。ティザー告知としては絶好のタイミングであり、関係各所からは「Hololens 2がやはり発表されるのでは」との声があがっている。
MRデバイス・HoloLensは2016年3月に開発者版が発売された。HoloLensは現実に存在しない3Dモデルをまるでそこにあるかのように重畳させるMRデバイス。精度が高く画期的なデバイスとして、主にエンタープライズ向けでの利用が進みつつある一方で、視野角の狭さやプロセッサの非力さなど、今後の課題も複数残されている状況だった。HoloLens 2にはAI対応した新型チップが搭載されるとの噂もあり、今回の動画に映っているチップはこれに関連したものと考えられている。マイクロソフトの発表に注目したい。
