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さとうなおきの「週刊アジュール」 第79回

PostgreSQLテクノロジに強いCitus Dataを買収

Azure Database for PostgreSQLがAmazon RDSからの移行をサポート

2019年02月12日 08時30分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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 こんにちは、さとうなおきです。「週刊アジュール」では、2019年1月20日~26日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。

Azure Backup:Azure Filesのバックアップ

 Azure Backupは、バックアップ/復元サービスです。

 ストレージサービス「Azure Storage」の一機能「Azure Files」は、SMBプロトコルベースのファイル共有サービスを提供します。

 Azure Backupを使ったAzure Filesのバックアップで、次の機能強化が行われました。

  • NTFSのACL(アクセス制御リスト)のサポート(プレビュー)
  • PowerShellを使ったバックアップの管理
  • Azure PortalのAzure Filesの画面からの、バックアップの管理
  • バックアップのアラート

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure PortalのAzure Filesの画面からの、バックアップの管理

Azure Security Center:法令順守ダッシュボード

 Azure Security Centerは、Azureリソースのセキュリティの可視化と制御を行うサービスです。

 Azure Security Centerで、「法令順守ダッシュボード」がパブリックプレビューになりました。

 法令順守ダッシュボードは、Azure Security Centerが行ったアセスメントの結果を基に、コンプライアンスの観点で推奨事項などを表示します。現時点では、Azure CIS、PCI DSS 3.2、ISO 27001、SOC TSPがサポートされています。

Azure Security Centerの法令順守ダッシュボード

Azure Monitor:AKS Engine、1月のアップデート

 Azure Monitorは、Azureにおけるフルスタックの監視サービスです。

 Azure Kubernetes Service(AKS)は、マネージドKubernetesサービスです。

 Azure MonitorのAzure Kubernetes Service(AKS)監視機能である「Azure Monitor for containers」は、2018年12月にGA(一般提供)になっていました

 今回、Azure Monitor for containersで、Azure Kubernetes Service(AKS)のサポートに加えて、AKS Engineのサポートがパブリックプレビューになりました。AKS Engineは、Azure Kubernetes Service(AKS)が内部使用している、Azure上でKubernetesクラスターを構築するためのツールです。

 Azure Monitor for containersのエージェントがアップデートされました。エージェントの信頼性とパフォーマンスを向上させるための修正が含まれています。

Azure API Management:OpenAPI v3、1月25日のアップデート

 Azure API Managementは、既存のAPIに対するAPIゲートウェイのサービスです。

 OpenAPI(旧称Swagger)は、REST APIの標準インターフェイス定義です。

 Azure API Managementで、これまでサポートされていたOpenAPI v1.2、v2に加えて、OpenAPI v3のサポートがプレビューになりました。JSON、YAML形式のOpenAPI v3ファイルのインポート、エクスポートが可能になります。

Azure API ManagementでのOpenAPI v3ファイルのインポート

 Azure API Managementの1月25日のアップデートがリリースされました。

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