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バッテリー駆動時間は約8.3時間なので外出先の作業にオススメ

MX 150搭載ながら薄型でメインのモバイル機に最適な15.6型ノートPC

文●柴田尚 編集●市川/ASCII

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クリック感はあるが軽いタッチのキーボード

15.6型というサイズのため、キーボードはゆったりと配置されている。タッチパッドも広い

 キーボードは87キータイプを採用。ピッチは約18.75mmなので、右端が狭くなっているといったことはない。さらに、タッチは軽いうえにストロークが約1.5mmとクリック感があるので、軽快にタイプできた。タッチパッドも広く、カーソルの操作もしやすかった。また、タッチパッドの右上には指紋センサーを搭載しており、セキュリティー面も安心といえる。

薄型ボディーでモバイル活用も可能

天板は非常に薄いがアルミ製のため十分な強度がある。ボディー全体も薄いので、カバンにすっきりと収まってくれる

 15.6型というとあまりモバイルマシンという感じはしないが、このm-Book R シリーズは約1.8kgながら厚みが約22.6mmとスリムタイプなので、バッグがしっかりしていれば十分に持ち歩ける。カタログスペックでバッテリー駆動時間は約8.3時間あるので、外出先での作業も十分に可能だ。実際に試してみたが、電車の中などでちょっと出して作業というのはさすがに厳しいが、テーブルなど置き場が確保できる場所であれば十分に使えた。こうなると、明かりなどの映り込みが気にならないノングレアディスプレーであるのが改めてうれしく感じた。

 次回は、ベンチマークソフトを使ってCore i7-8565UプロセッサーとNVIDIA GeForce MX150を搭載するm-Book R シリーズの実力を計測する。

試用機の主なスペック
機種名 m-Book R500SN-M2SH2
CPU Core i7-8565U(クアッドコア、定格1.80GHz、最大4.60GHz、8MBスマートキャッシュ、HT対応)
グラフィックス GeForce MX150/インテル UHDグラフィックス 620
メモリー 8GB
ストレージ 256B SSD(M.2接続)+ 1TB HDD
ディスプレー 15.6型 (1920x1080/LEDバックライト)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5
インターフェース USB 2.0、USB 3.0×2、USB 3.1(Type-C)×1、HDMI端子、マイク/ヘッドフォンコンボジャック、マルチカードリーダー
サイズ/重量 およそ幅359.6×奥行243.9×高さ22.6mm/約1.8kg
OS Windows 10 Home(64bit)
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