ハイレゾ対応のスピーカーボックスを搭載、ディスプレーは狭額ベゼルで没入感グッド
4K放送もハイレゾ音楽も映画もすべて1台で楽しめる27型オールインワンPC
2019年02月01日 07時00分更新
富士通クライアントコンピューティングの「ESPRIMO WF2/C3」は、27型オールインワンデスクトップパソコンだ。同社のウェブ通販サイト「富士通 WEBMART」で販売するカスタムメイドモデルとなる。フルHD/4Kモデルを用意し、4KモデルでカスタマイズでBS4K・110度CS4Kチューナー+地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2(ダブル録画対応)を選択すれば、4K放送の視聴も可能なのが特徴だ。今回は、ESPRIMO WF2/C3の外観についてチェックしていく。
ディスプレー下にハイレゾ対応の2.1chスピーカー搭載
従来モデルよりコンパクトに
ESPRIMO WF2/C3を見たときの1番のインパクトは、ディスプレー下のスピーカーだ。パイオニア製でハイレゾ対応の2.1chスピーカー(4W+4W+10W)で、ダブル・パッシブラジエーター方式のサブウーファーも採用しているため、低音も強化されている。
従来モデルと比較して音質は強化しつつ、奥行およそ170mm(従来よりー57mm)、高さおよそ442mm(従来より-26mm)とコンパクトになったため、より設置しやすくなったのもポイントだ。
スピーカー正面には光学式ドライブを内蔵し、カスタマイズでDVDスーパーマルチドライブと、Ultra HD Blu-ray&BDXL対応のBlu-ray Discドライブが選択できる。そのほか、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、USB 3.0端子×2、SDカードスロットも前面にあるため、よく使う周辺機器を背面に接続しなくていいのは便利だ。
ESPRIMO WF2/C3のディスプレーは1920×1080ドットと3840×2160ドットが選択できる。試用機は4Kモデルで、Ultra HD Blu-ray対応の映画なども視聴してみたが、サイズも27型としっかり大きいのでしっかりと4Kによる精細さを享受できた。また、狭額ベゼルを採用しているため、より没入できる臨場感のある映像が楽しめた。
ESPRIMO WF2/C3の背面には、USB 3.1端子×2、HDMI入力端子×2、HDMI出力端子、有線LAN端子、アンテナ入力端子×2を配置している。また、背面左上のフタを開ければメモリースロットがあり、自分で増設することも可能だ。
テレビとパソコンまとめて1台ですませたいならオススメ
4K放送を視聴できるカスタマイズも!
ESPRIMO WF2/C3は、ディスプレー、ハイレゾ対応スピーカー、光学式ドライブが1つになったオールインワンパソコン。加えて、カスタマイズで4Kディスプレー/4K放送/Ultra HD Blu-ray&BDXL対応に強化可能なため、パソコンやテレビの機能をこの1台ですべて網羅できる。
もちろん、価格をおさえるためにフルHDモデルを選択するのもあり。新生活でワンルームに住む新社会人や学生で、テレビとパソコン用のディスプレーを置くスペースを1ヵ所にしたいという人にもオススメだ。メインで使えるパソコンとしてだけではなく様々なエンタメを楽しめるマシンがほしいのであれば、ESPRIMO WF2/C3を検討してみてはいかがだろうか。次回はベンチマークを計測して、ESPRIMO WF2/C3の性能をチェックしていく。