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車窓に観光情報をオーバーレイ

NTTドコモとJR九州、「列車でAR」で協業

2019年01月25日 19時10分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 NTTドコモと九州旅客鉄道(JR九州)は1月25日、列車の車窓上でAR技術を用いた新体感観光サービスの提供をめざす協業協定を締結した。

 「列車の窓」を新たな情報表示プラットフォームとして活用する新体感の列車内観光サービスの実現に向けたもので、風景に合わせた観光情報をAR技術などにより車窓へリアルタイムに表示し、タッチや声などの操作で必要な情報をインタラクティブに提供するといったサービスの創出を目指すとしている。

実証実験イメージ 

 サービスの導入検証として2019年春より、肥薩線人吉駅~吉松駅区間を走行するD&S(デザイン&ストーリー)列車「いさぶろう・しんぺい」の車内において、列車の走行位置に応じた観光情報をタブレット端末上で提供する実証実験を行なう。

 将来的には沿線地域の活性化や社会課題の解決を視野に、地域文化や伝統工芸、特産品などといったさまざまな観光資源の魅力を伝える観光ガイドとしての価値創出に向けて取り組むとしている。

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