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サイバー犯罪者は闇フォーラムで攻撃方法を情報交換

仮想通貨マイニングマルウェアが71%増、マカフィー2018年第3四半期の脅威レポート

2019年01月16日 14時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 マカフィーは1月16日、「2018年第3四半期の脅威レポート」を発表した。米マカフィーが2018年12月に発表したレポートで、最新のサイバー犯罪の戦術やターゲット、セキュリティー脅威を分析している。

 レポートによると、IoTデバイスを狙った新しいマルウェアは第3四半期だけで73%増加、通年で203%増加しており、仮想通貨マイニングマルウェアは71%増加するなど、とくにセキュリティーが脆弱なIoTデバイスを悪用している。

 スマホをターゲットとしたモバイルマルウェアは24%減少しているが、偽ゲームや偽出会い系アプリを悪用した犯罪は増加。また、サイトの閲覧履歴を公開するぞと脅すスパムも増加しているという。

 企業のセキュリティー脅威では、金融機関でのデータ漏洩が20%増加。攻撃手段が巧妙化しているほか、マカフィーではサイバー犯罪者の集まる闇フォーラムの存在を挙げ、既知の脆弱性や企業のデータ漏洩といった攻撃に利用される情報を交換していることに注目している。

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