Googleが開発したスマホ用AR機能「Googleレンズ(Google Lens)」が、合計1億種類のオブジェクトを識別可能になった。Googleレンズは2017年にリリースされた当初、2500万種類のオブジェクトが識別可能だったが、1年弱で4倍の識別能力の向上を実現したことになる。
Googleレンズはスマホカメラの中に映ったものを認識し、関連した情報を表示してくれる機能で、オブジェクトの認識・識別にはAIが使用されている。2017年の実装直後は一部のAndroid端末でのみ利用可能だったが2018年3月にはiPhone(iOS)でも使用可能になった。
リリース直後は利用にはGoogleフォトが必要だったが、2018年5月のアップデートで一部Android端末ではカメラモードからリアルタイムの利用が可能になった。12月には再度アップデートが行なわれ、iPhoneではGoogleの公式アプリを使用することで利用できる。