光学式ドライブ内蔵で学生や社会人の初めての1台にも
低価格から高性能まで、カスタマイズ豊富な13.3型ノートPCは幅広い用途にマッチ (1/2)
2019年01月20日 10時00分更新
「LIFEBOOK WS1/C2」は、富士通クライアントコンピューティングのウェブ直販サイト「富士通 WEB MART」で販売中の13.3型ノートパソコンだ。
CPUはCore i5-8250U、Core i7-8550Uから選択でき、メモリーは4GBから20GBまで、ストレージはSSDを採用し、容量は128GB、256GB、512GBから選択できるなど、自由度の高いカスタマイズ性が魅力(選択できない組み合わせもあり)だ。
重量は、1kgを切るようなノートパソコンと比較するとさすがに重さを感じるのだが、単体で見れば十分に軽く、十分毎日携帯できるサイズだ。バッテリー駆動時間は公称で約11.7~32.6時間となっており、1日外出する際もフル充電にしておけば安心感がある。
ベンチマークテストで処理性能を計測!
前回は外観や使用感について紹介した。今回は複数のベンチマークテストでLIFEBOOK WS1/C2の処理性能を計測する。
なお試用機のスペックはCore i7-8550U、4GBメモリー、512GB SSD、13.3型ディスプレー(1920×1080ドット)という構成。現在、公式通販サイトではクーポンを適用して、17万4084円(1月20日現在)で購入できる。
また、標準スペックのLIFEBOOK WS1/C2であれば、Core i5-8250U、4GBメモリー、128GB SSDという構成で、13万4968円(1月20日現在)円での購入が可能だ。
また、アップグレードを値引きするキャンペーンなども頻繁に実施されているので、おトクなタイミングを狙って購入したい。
まずは定番のゲーミング向けベンチマーク「3DMark」をテスト。「Fire Strike」は2回実施したが、「1042」「1028」というスコアになった。
Fire Strikeは、GPUをディスクリートで搭載していないとハイスコアを狙うのは難しいため、妥当な結果といえるだろう。ティアリングが目立ち、高負荷なゲームのプレーには適さない。
「Sky Diver」のスコアは「4146」という結果に。第7世代、第8世代のCore i7を搭載し、ビデオカードを搭載していないモデルでは、3500から4000ほどのスコアに落ち着くことが多いたいめ、ビデオカードを搭載しないパソコンとしては健闘している。
ただ、Sky Diverも基本的にはビデオカードを搭載しゲーミングノートパソコンやゲーミングデスクトップ向けのテストであり、4146はこのクラスのゲームが快適に遊べるスコアとはいいがたい。
ある程度細かくグラフィックが書き込まれたゲームが動かせないことはないが、快適に遊べるわけではないと考えておこう。
ゲーミング系のベンチマークソフトでは、ゲーミング向けでないノートパソコンでも比較的高いスコアが望める「ドラゴンクエスト X」の公式ベンチマークも実施。いずれもフルスクリーン、フルHD(1920×1080ドット)という設定で、標準品質では「4853」、最高品質では「3832」という結果になった。
評価はいずれも「普通」という結果になったが、ドラゴンクエスト Xの公式ベンチマークでは、スコアが5000を超えると「快適」、7000を超えると「とても快適」という評価になる。4853はこの「快適」に限りなく近い数値である、普通に遊ぶ分には、PC由来のストレスはほとんどないと考えて差し支えないだろう。