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米国で高校生向けのプログラム始まる

思春期特有の鬱や不安にVRを活用

2018年12月25日 17時00分更新

文● Mogura VR

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Pixvana

  シアトルのスタートアップPixvanaは、VRを活用した「ヘルスケアプログラム」を発表した。高校生たちを対象として、VRを活用して思春期特有の鬱や不安といった症状を改善することを狙いとしているという。

 Pixvanaは2015年に設立されたスタートアップ。VR動画のストリーミング再生を実現するためのクラウドベースのプラットフォーム開発を手がけており、VRビデオの加工から、VRビデオのクラウドへのアップロードまでを包括的に行なえる8KVRビデオ編集ソフト「SPIN Studio」の開発を行なっている。

 ヘルスケアプログラムは、専門のカウンセラーたちが運用することを前提に開発。思春期に伴って生じる子供たちの鬱や不安の症状を改善するため、「Growth Mindset Training(誰もが自分を高めることができるマインドセットを養う思考トレーニング)」を身につける支援を行なうようだ。ヘルスケアプログラムの受講場所は、学校の教室を想定しているという。

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