ARグラスを開発する英スタートアップWaveOpticsは、中国に拠点を構える製造メーカーGoertekとの提携を発表した。ARグラスに使用するAR用レンズの生産を委託し、2019年の製品発売を目指すという。
WaveOpticsが発表しているAR用レンズ「Phlox 40」は回折型の導光路をガラスに作り込む「ディフラクションウェーブガイド」を採用しており、今回の提携で生産されるAR用レンズと推測される。Phlox 40は、アスペクト比16:9、視野角40度の視界を持つとされており、これはMicroSoft HoloLensやMagicLeap Oneに搭載されているAR用レンズと同等の性能。
WaveOpticsは、今回の提携により新ARグラスの発売の目途が立ったと発表した。発売は2019年。予定価格は600ドル(およそ6万8000円)。