ユニットコムが販売するゲーミングデスクトップパソコン「LEVEL-R039-i7K-TOVI-FB [Windows 10 Home]」(関連記事)は、e-Sportsチームでありストリーミング集団でもある「父ノ背中」とコラボレーションしたモデルだ。第9世代のCore i7-9700KとGeForce RTX 2070を搭載し、23万4338円(12月17日現在)で購入できる。また、先着1500台限定で、インテル SSD 660p 512GBへの0円アップグレードキャンペーンも実施中だ(12月17日現在)。
前回は、父ノ背中がプレーしている「レインボーシックス シージ」がどれくらい快適に動くのか検証した。今回は、「コール オブ デューティ ブラックオプス 4」をチェックしていく。なお、試用機のストレージは240GB SSD、1TB HDDのままとなっている。主なスペックは以下のとおり。
試用機の主なスペック | |
---|---|
機種名 | LEVEL-R039-i7K-TOVI-FB [Windows 10 Home] |
CPU | Core i7-9700K(3.6GHz) |
グラフィックス | GeForce RTX 2070(8GB GDDR6) |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 250GB SSD(M.2接続/NVMe対応)、1TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェース | USB 3.1端子×3、USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×4、PS/2コネクタ、アナログ8chサウンド、S/PDIF端子、有線LAN端子 |
外部出力端子 | HDMI端子、DisplayPort×3、USB Type-C端子(VirtualLink用) |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
価格 | 23万4338円(12月17日現在) |
設定次第で「マルチプレイ」も「BLACK OUT」も144Hz前後でプレー可能!
今回は「BLACK OUT」「マルチプレイ」プレー時のフレームレートをFrapsで計測。どちらもGeForce Experienceで最適化した設定で試してみた。なお、マルチプレイとBLACK OUTでは負荷が異なるため、GeForce Experienceではそれぞれの最適化が用意されているが、LEVEL-R039-i7K-TOVI-FBの場合は設定にあまり変化はなかった。設定の詳細は以下のとおり。
GeForce Experienceの最適化後の設定 | ||
---|---|---|
マルチプレイ | BLACKOUT | |
アンチエイリアシングのクオリティ | 非常に高 | 非常に高 |
アンビエント オクルージョンのクオリティ | 非常に高い | 非常に高い |
オブジェクトの表示距離 | 高 | 高 |
オーダー インデペンデント トランスペアレンシー | 高 | 高 |
グローバル照明のクオリティ | 低 | 低 |
サブサーフェイス・スキャッタリング | 低 | 既定 |
シャドウのクオリティ | 非常に高い | 非常に高い |
スクリーン スペースの反射 | オン | オン |
ダイナミック シャドウ | すべて | すべて |
テクスチャのクオリティ | 非常に高 | 非常に高 |
テクスチャ・フィルタリングクオリティ | 高 | 高 |
ディスプレイモード | フルスクリーン | フルスクリーン |
モデルのクオリティ | 高 | 高 |
レンダリング解像度 | 150 | 125 |
武器のシャドウ | オン | オン |
特殊効果のクオリティ | 高 | 高 |
特殊効果のシャドウ | オン | オン |
解像度 | 1920×1080ドット | 1920×1080ドット |
静的反射のクオリティ | 高 | 高 |
BLACK OUTは、最適化の設定で平均が120fps前後、最小が90fps前後、最大が170前後となった。平均が144fpsには届かなかったものの、悪くない結果だ。設定を少し下げれば、十分144Hzでも遊べるだろう。
BLACK OUTのフレームレート計測結果 | |||
---|---|---|---|
平均 | 最小 | 最大 | |
1回目 | 139.411 | 73 | 181 |
2回目 | 122.844 | 93 | 172 |
3回目 | 123.360 | 92 | 143 |
マルチプレイは、BLACK OUTと比べて結果は高め。平均は140Hz前後、最小は100前後、最高は200前後となった。マルチプレイは、ほぼ144Hz前後もしくはそれ以上でプレーできた。場合によっては90fpsくらいまで落ちるときもあったが、頻繁というわけではなかったので、その辺りは好みで設定を変更して楽しんでほしい。
マルチプレイのフレームレート計測結果 | |||
---|---|---|---|
平均 | 最小 | 最大 | |
1回目 | 142.436 | 95 | 181 |
2回目 | 143.197 | 109 | 182 |
3回目 | 155.165 | 92 | 216 |
なお、コール オブ デューティ ブラックオプス 4といった負荷が高めの大作ゲームをプレーすると、どうしても筐体内の熱を下げるためにファンが結構な勢いで回る。ヘッドセットをしているとあまり気にならないが、ヘッドセットをしていてもたまに音が聞こえるときがある。
ファンの音で集中が途切れるのが嫌だという人は、カスタマイズでグリスを「シルバーグリス Arctic Silver 5 塗布サービス」(+1380円)や、CPUクーラーを「12cmラジエーターファン水冷CPUクーラー」(+6980円)に変更するといいだろう。とくにグリスは1000円ちょっとでカスタマイズできるので、ぜひ選んでおきたい。