FFXIVベンチは3545で「快適」!
仕事もゲームも両方できちゃうノートGeForce MX150搭載ファーウェイ「HUAWEI Matebook D」
2018年12月11日 11時00分更新
最新の3D技術を使ったシミュレーションゲーム
A列車が最高画質でフルフレーム稼働
というわけで、おじさんはFFやMHは苦手なうえ、今流行りのバトル・ロイヤル系は胃が痛くなるなるので、「A列車」が大好きなのである。
もちろんみなさまご存じのとおり、リアルな鉄道を設置、運営するゲームなのだが、最新版は「A列車で行こう9 Version5.0 ファイナルエディション」(以下A9V5F)というだけあって、全部入りであらゆる鉄道の車両が選べる。鉄道模型ファンのみなさんも垂涎のゲームだ。
こちらも、公開されているベンチマークソフトというか「A列車で行こう9 ビュアー」というものがあり、どれくらいのフレームレートでA9V5Fが遊べるか表示される。
こちらの「OpV5」を「フルスクリーンモード」で「解像度高」で実施したところ、きちんと毎秒33.7フレームが表示できた。
これもGeForce MX150が入っていないモバイルノートを同条件で動作した場合は毎秒12フレーム前後となり、オープニングムービーもかなり「ガクガク」した表示になる。
A9V5そのものは、最高画質でなくても全く問題なく遊べるゲームなのだが、HUAWEI MateBook Dを使えば、最高画質のフルHDでバリバリに「鉄」しまくれるというのは、マッタリ系ゲーム好きのおじさんにも貴重なのであ~~る。
クーリングのヒミツはいづごに
大型ファンとそのボックスにヒミツがありそうだ
さきのMHベンチを数時間動作させたときも、A9V5を遊んでいるときも、GeForce M150がバリバリ動作しているはずだが、キーボード面は「ややあたたかく」なるだけだった。
そこで、いつものように底板を開けて中をちょっと覗かせていただいた(分解・改造はメーカー保証対象外になりますのでご注意ください)。
底側からみるとこんな感じで、下の部分(本体でいうとキーボード側ですね)には、黒いバッテリーとその横にハードディスク、その上にSSDが設置されている。
バッテリーの上の銀色の四角い覆いは、メモリで、スロットが2つ並んでいる。そして、写真左上に大きな位置を占めるのが、冷却ファン。
ファンの上の部分から伸びている黒くて平たい棒のようなものはヒートパイプで、その先、つまりメモリ収納ボックスの上にあるCPUとGPUから熱をファンの部分にもっていくわけだ。
15型のゲーミングノートではファンが2基設置されているものが多いのだが、HUAWEI MateBook Dは1基でこなしている。
ファンまで分解すると戻れなくなるので今回は自重したが、このファンと、やや大きめのファンボックスによって、ヒートパイブの下にある、いわばラジエターの役目の「フィン」に効率よく風をあてているというわけだ。
実際、先の連続ベンチマークテストを実施しているときに、キーボード面でいちばん温かくなったのはこのフィンのあるあたり、つまりキーボード側からいうと右奥の、液晶ヒンジとの間の部分だ。ほかのPCメーカーのみなさんは、このファンの効果を研究したほうがいいと思う。「放熱」ということに関しても、ひょっとしてスマホで培った技術が投入されているのかもしれない(スマホにファンは内蔵していないが、全体としてボディからの放熱とかね)。
3週間にわたってHUAWEI MateBook Dを使ってきたが、CPUもGPUも最高回転それも長時間安定して走るマシンだ。ボディは薄くて軽いのに音もいいし、バッテリーの持続時間も長いと、3拍子どころか6拍子そろっていた。
PCオタクのおじさんとしては「HUAWEI MateBook X Pro」のほうがカッチョよくていいじゃんとココロの底で思っていたのだが、「会社や家庭で買うメインの15型ノートPC」としてHUAWEI MateBook Dは間違いないマシンだと思う。
そのうえ、お値段は、今回使った上位モデルでも、量販店税込み価格で約12万7220円(10%ポイント還元)ですから、実質11万4500円とお求めやすくなっている。誰かに「今買っていい15型スタンダードノートは?」と聞かれたら、おじさんは躊躇なくHUAWEI MateBook Dと答えますよはい。
FFXIVベンチマークテスト https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/ A列車で行こう9 ビューアーソフト https://www.a-train9.jp/viewer.html(提供:ファーウェイ)
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