アンチエイリアスを調整すれば、最高設定でも快適動作
父ノ背中といば、真っ先に思い浮かぶタイトルが「レインボーシックス シージ」だろう。そこで、レインボーシックス シージのゲーム内に用意されているベンチマークも計測した。
グラフィックス設定は、ひとまず最高で計測。結果は、最少が103.6fps、最大が407.6fps、平均が270.6fpsとなった。ハイスペックな200Hz以上のディスプレーの性能も、十分に活かせる性能といえる。
ただし、これはアンチエイリアスの設定がTAAだった場合の結果となる。アンチエイリアスの設定を変更して計測した結果は以下の通り。
レインボーシックス シージのベンチ結果 | |||
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最少 | 最大 | 平均 | |
FMAA | 149.6fps | 230.3fps | 191.9fps |
T-AA-2x | 128.9fps | 229.5fps | 177.3fps |
T-AA-4x | 73.7fps | 104.1fps | 121.1fps |
さすがにT-AA-4xだと、144Hz以上のディスプレーでも厳しくなってくるが、それでもT-AA-2xやFMAAであれば、問題なく動作する。144Hz以上のゲーミングディスプレーで遊ぶ場合は、T-AA-2xやFMAAを選択すればいいだろう。
ゲーム内ベンチマークは、「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」でも計測。こちらも、アンチエイリアスの設定別でチェックしてみた。
シャドウ オブ ザ トゥームレイダーは、どの設定でも60fpsを超える結果となった。こちらはゴリゴリに撃ち合うFPSではないので、描写を重視してSMAA4xでプレーするのもありかもしれない。
RTX 20シリーズには、新しく追加された「Tensorコア」により、深層学習を利用したノイズを削減して動画をアップスケールする「DLSS」(Deep Learning Super Sampling)という技術が利用できる。DLSSをオンにすれば、キャラクターの輪郭などが、より滑らかに描写されるようになる。
「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」では、カスタムでDLSSをオンにして計測できるようになっている。そこで、TAAで1920×1080ドット、3840×2160ドット、さらにカスタムでDLSSをオンにした状態で計測した。なお、すべて高品質、フルスクリーンに設定している。
注目すべきは、3840×2160ドットの計測時と、DLSSをオンにした際の計測時の結果。NVIDIAはDLSSを有効にすると、パフォーマンス向上も得られるとしているが、しっかりとFFXVベンチでもスコアが向上しているのがわかる。
今後増えていくであろうDLSS対応ゲームを考えれば、グラフィックスのディティールがより鮮明になり、ティアリングも低減するDLSSが使えるGeForce RTX 2070搭載のLEVEL-R039-i7K-TOVI-FBを購入しておくのもありではないだろうか。