すべてのベンチで平均点高めの性能
ゲームだけでなく動画編集なども!
前述したとおり、LEVEL-R039-i7K-TOVI-FBは第9世代CoreプロセッサーとGeForce RTX 20シリーズを搭載しているのが大きな特徴だが、しっかり16GBメモリーを搭載していたり、NVMeのM.2 SSDを搭載している点も見逃せない。そのほか、データを大量に保存しておける1TB HDDを搭載しているのもポイントだ。もし、ゲームをたくさんダウンロードする際にHDDではなくSSDがいいという場合は、カスタマイズ時に変更も可能となっている。
では、LEVEL-R039-i7K-TOVI-FBはどれくらいの性能を持っているのか、さっそくベンチマークでみていこう。まずは、PCMark 10を計測した。総合スコアは6691で、パソコンの基本性能を示すEssentialsが10364、ビジネスアプリの性能を示すProductivityが7869、コンテンツ制作における性能を示す「Digital Content Creation」が9969という結果だった。Essentialsが1万を超えたほか、いずれの数値もかなり高めになった。
続いて、CGのレンダリング性能から独自のスコアを算出する「CINEBENCH R15」をチェック。CPUが1515cb、シングルスコアが209cbという結果になった。以前計測したCore i7-8700K搭載パソコンのCPUが1325cb、シングルスコアが191cbだったため、どちらも上回る結果となった。
3D性能を計測する3DMarkを計測した結果は以下の通り。DirextX 12のTime Spyは8362と高い数値を記録したほか、Fire Strike Ultraで5000を超えているため、タイトルにもよるが4Kでの快適ゲームプレーも視野に入るスコアだ。
3DMarkのスコア | |
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スコア | |
Time Spy | 8362 |
Fire Strike Ultra | 5177 |
Fire Strike Extreme | 9905 |
Fire Strike | 19445 |
Night Raid | 53908 |
ストレージの速度を計測するCrystalDiskMarkでは、シーケンシャルリードで3087MB/秒となった。NVMe対応のM.2 SSDを採用しているだけあって、かなり高速だ。また、1TB HDDも計測したところ、203MB/秒だった。大容量ではあるが、SSDと比べるとやはり遅い。できれば速いほうがいいという人は、カスタマイズでSSDを選択したほうがいいだろう。
LEVEL-R039-i7K-TOVI-FBは、CPUやGPU、メモリー、ストレージすべての性能が高めになっており、ゲームプレーはもちろん、プレーした動画の編集や、タイトルや設定にもよるがゲーム実況配信といった、クリエイティブな作業にも対応できるだろう。ただゲームするだけでなく、父ノ背中のメンバーのようにストリーマーを目指す人にもオススメできる1台だ。