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言語習得に関する科学的な知見、第二言語習得理論の基に

半額プラン登場、時短型英語ジムで効率的に学ぶ

2018年12月07日 11時00分更新

文● 飯島秀明 編集●飯島恵里子/ASCII 撮影●髙橋 智

提供: 恵学社

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科学的な裏付けを欠いたコンサルティングに意味はない

 自習コンサル型のジャンルでは、新参に位置づけられる「THE CONSULTANT」。もっとも、コンサルティングに関していえば、すでに疑う余地がないほど確固たる実績を残している。前述したように飛躍的な成績向上を可能にする「パーソナルトレーニング」だが、プログラムの中でも最も重要視されているのが、じつはコンサルティングなのである。

 もちろん、コンサルティングを実施している英会話学校は、他にも存在する。だが、その中で科学的な根拠に基づいてコンサルティングを行っている学校が、はたしてどれだけあるだろう? たとえ懇切丁寧なコンサルティングだったとしても、その内容が科学的な裏付けを一切欠いた単なる個人の経験則にすぎなかったら、目も当てられない。

 語学のコンサルタントに必要なのは、言語習得に関する科学的な知見——これに尽きる。一流のコンサル企業でキャリアを積んだコンサルティングの達人であっても、こうした知見がなければ適切に指導することは難しい。

 風邪を引いたら病院に行く。医学の知見を持ち、適切に治療を施してくれるであろう医者がいるからだ。上手く相談に乗ってくれるからといって、風邪の治療にコンサル会社を訪ねる人はいない。語学も同様である。コンサルティングで問われるべきは、それが言語習得に関する科学的な知見に基づいているか否かである。相談の上手さは二の次だ。

田畑翔子氏

 その点では、このTHE CONSULTANT、母体となるENGLISH COMPANYを支えてきたのは取締役の田畑翔子氏。彼女は、大学院で英語教育、第二言語習得研究を修めた後、教育系ベンチャーの設立に参画。これまで約10年、第二言語習得研究を実際の教育の場に落とし込んできたという、この道一筋のキャリアをもつ。また、今回THE CONSULTANT事業の責任者に就いた谷原英利氏も東京大学、伊藤忠商事を経た後、渡米。大学院で応用言語学、第二言語習得研究を専門に学び、全米大学院生の上位10%の成績を取った者だけに送られるPhi kappa phiを得た、専門性の極めて高い人物だ。

 既存サービスであるENGLISH COMPANYの「パーソナルトレーニング」では、第二言語習得研究の知見に基づいて、課題発見のためのコンサルティングと実際的なトレーニングが実施される。このコンサルティングの手法が「THE CONSULTANT」にも採り入れられている。では、この課題発見のためのコンサルティングとは、いったいどのようなものなのか?

 ほとんどの場合、受講生は自分がどんな課題に躓いているのか分からない。たとえば、リスニングが苦手なことは自覚していても、なぜリスニングが苦手なのか、その原因を自分では説明することができないのだ。

 「パーソナルトレーニング」では、受講生にまず英文を聞き書きさせたり、音読させたりする。このときトレーナーは、受講生の一挙手一投足に注目する。表情の変化や目の動きまで観察する。そうやって、なぜリスニングが苦手なのか、その原因を探るのだ。語彙不足のせいか、文法を忘れているためか、音声変化の知識がないからか……。リスニングを苦手とする原因も様々考えられるのだ。すなわち、これが課題発見のコンサルティングにほかならない。

 課題が発見できたら、その課題に対して有効性が確認されているメソッドに沿って学習プランを策定する。あとはトレーニングによって課題を解決していくだけだ。課題はひとつとは限らない。むしろ、ひとつの課題を解決した途端、別の課題が浮上してくるのが普通だ。それをひとつひとつ解決していくことが、英語力向上への近道なのだ。

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